ブース:E-02 ローム株式会社
「近距離無線とセンサ」テーマに
Wi-SUN通信を利用した環境モニタリングのデモ機
ロームはIoT推進のためのキーデバイス「近距離無線とセンサ」をテーマに▽センサメダル・センサシールド▽ブルートゥーススマート用LSI・モジュール▽Wi―SUNシステム・EnOceanシステムを展示、紹介する。
基幹材料のシリコンインゴットからデバイス開発、制御ASIC、無線通信LSI・モジュール、各種アルゴリズム、ドライバーソフトウエアなど、ロームのあらゆる得意技術を融合。SIヤーとの協業によるシステム構築やネット商社での近距離無線モジュールやセンサーモジュール、各種評価ボードのインターネット販売などによるユーザーの機器や装置に合った最適なトータルソリューション提案に力を入れる。
「センサメダル」はφ33㍉㍍、厚さ11㍉㍍の丸形基板片面に加速度センサー、地磁気センサー、ブルートゥーススマートモジュール、もう片面に気圧センサー、角速度センサー、16ビットローパワーマイコンを搭載。四つのセンサーデータがリアルタイムにタブレット端末に表示され、各センサーの評価ができる実演を行う。
「センサーシールド」はグループ会社ラピスセミコンダクタの汎用マイコンボードを使って、最大8種類のセンサー測定を簡単に行える拡張ボード。
ETWestでは温度と照度の二つのセンサー情報をPC表示してセンサーの試験、評価を安価に簡単に行えることを紹介する。
「ブルートゥーススマート用LSI・モジュール」は昨年末に発売したコイン電池の7万時間駆動を実現した2・4㌐㌹無線通信LSIを出品。近く発売予定の同LSI搭載モジュールを送受信用ドングル評価基板に載せて紹介する。
「Wi―SUN」は920㍋㌹帯の特定小電力無線で最も注目されている無線通信Wi―SUNを使って、温度と照度のセンサーノードデータがゲートウエイを介してSIヤーのACCESS社のクラウドにつながるシステムを実演展示。電力自由化向けWi―SUN対応パッケージによる電力の見える化を提案する。
「EnOcean」もTIS社のクラウドサーバーを使ってアマゾンウェブサービス(AWS)を活用できる電源レス、配線レスの無線通信規格EnOceanシステム
(電波新聞 2016年6月30日掲載記事より転載)
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