ブース:B-12 サンリツオートメイション株式会社
製造業の現場 課題解決の幅広い製品紹介
TPIP3を搭載した遠隔操縦ロボット
サンリツオートメイションはトヨタ自動車の関連メーカーとして40年以上にわたり、様々な現場対応で培ったノウハウを生かし、生産現場の稼働率と品質の向上に貢献している。
産業用組込みボードおよびコンポーネントを主力事業とするほか、生産・社会インフラシステムや先進の計測・制御システムなども手がけている。
ETW2016では、製造業の現場における課題を解決する幅広い製品を紹介。実機を使ったデモも数多く展示し、高い技術力を訴求する。
遠隔監視制御モジュール「TPIP3」は、一台で遠隔監視と計測制御の機能を提供するオールインワンモジュール。リアルタイム動画伝送と豊富なI/Oの双方向通信により、ロボット、可動型カメラ、ウエアラブルシステムなど様々な装置のコアモジュールとして利用できる。通信や計測、I/Oなどモジュールごとのプログラム開発やモジュール間の調整が不要なため、開発期間やコストを削減することができる。
遠隔操縦ロボットに搭載することで、人が入れない場所への侵入と情報収集・計測が可能。生産ラインや機器の監視・制御など、幅広い用途での利用が見込まれる。
IoTの利活用が広がる中、工場内で無線通信を活用する動きが高まっている。同社の工場内無線プラットフォームは、無線技術の専門家でなくとも無線通信技術を用いた製造システムを容易に設計できるようにしたプラットフォーム。
状況に応じて変化する無線環境に対応して、多種多様な通信データを許容し、狭空間でも複数の無線が共存できる無線プラットフォームを実現する。
同技術は情報通信研究機構(NICT)との共同研究により開発を進めている。環境に合わせた最適で安定した無線通信の提供を目指す。
産業用ネットワークカメラ「STC5000S」は、屋外設置型可動式カメラ。オープンな通信仕様と各種OS用APIにより、顧客が容易にシステムに組み込み、自由に制御できる。
そのほか、RFIDを使用した工具管理システムや検査記録システム、無線型LED表示器、インテリジェント型RASモジュールなどを、デモを交えて紹介する。(電波新聞 2016年7月4日掲載記事より転載)
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自動運転システムへのeMCOS適用事例を展示する
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製造業の現場 課題解決の幅広い製品紹介
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IoTの普及拡大へ セキュリティや通信関連製品を展示
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「近距離無線とセンサ」テーマに
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ICカード決済端末向けソリューション 導入コストが1/5(従来比)