OpenEL WGでは、アクチュエーターやセンサーを備えた制御システムのソフトウェアの実装仕様(API)を標準化する組込みシステム向けのオープンなプラットフォームであるOpenEL(Open Embedded Library)の仕様策定、実装、普及・啓発を進めています。
昨今、IoTサービスを提供するために組込みシステムをネットワークに接続する機会が増えていますが、サービスの種類や用途に応じて様々な接続形態が考えられます。
本セミナーでは、金沢工業大学 横谷哲也様をお招きして、今後の制御システムのネットワーク化に必須となるであろうIoT DEPについて学びます。
様々なIoTサービスの導入が進んでいる。サービスの提供方法も当初サービスを実現する機能を当該サービスに特化した垂直型が主であったが、近年複数のサービスで機能を共用化する水平型が注目されている。IoT Data Exchange Platform(IoT DEP)は、情報通信機能を複数のサービスに共通的に提供するプラットフォームである。IoT DEPは、普及浸透を狙いISO/IEC JTC1/SC41にて日本起案で標準化されている。要求条件、アーキテクチャ等は基本標準としてISO/IEC 30161として国際規格に登録されているが、今後制御システム向けの機能の組込み等が検討されている。本講演では、IoT DEPの概要と今後の機能拡張について述べる。
金沢工業大学 横谷哲也様
2024年3月26日(火)15:00-16:00(60min)
オンライン形式(※Cisco Webexを使用)
* Cisco WebEx Eventによる配信。参加お申込者には後日参加URLをご案内いたします。
IoTサービスに関する一般的な知識ないし業務経験があった方が望ましいが、必須ではない。
IoT Data Exchange Platform(IoT DEP)、今後の機能拡張など。
組織(企業、地域団体、学校法人等)において、制御システムの開発に従事しているエンジニア、IoTネットワークのソリューションを求めているエンジニア、最新のネットワーク技術や今後の動向について学びたいエンジニア、または、組込みシステムやIoTの開発に従事している方。
無料
なし
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