OpenEL WGでは、アクチュエーターやセンサーを備えた制御システムのソフトウェアの実装仕様(API)を標準化する組込みシステム向けのオープンなプラットフォームであるOpenELの仕様策定、実装、普及・啓発を進めています。
今やIoT(Internet of Things)には欠かせないWeb技術ですが、そのWeb技術の標準化を進めるW3Cから2020年4月にWeb of Things(WoT) Architecture勧告とWeb of Things(WoT) Thing Description(TD)勧告が発表されました。
W3C Web of Things(WoT)は、Webベースの抽象化レイヤーを定義しており、ハードウェア抽象化レイヤーを定義しているOpenELとの親和性も高いと考えられます。
本セミナーでは、Web of Things(WoT) Architecture勧告の編集者の一人であるルネサスエレクトロニクス株式会社 梶本一夫様をお招きして、W3C Web of Things(WoT)の最新情報と今後の動向などについて学びます。
※W3Cとは、「World Wide Web Consortium」の略称で、Web技術の標準化を行う非営利団体の名称です。
講演概要
W3C Web of Things(WoT)の最新情報、 Web of Things(WoT) ArchitectureとWeb of Things(WoT) Thing Description(TD)の詳細や今後の展望などについて紹介する。
なお、WoT Japanese Communication Groupも2021年に立ち上がり、WoTの効能や使い方についての日本での発信も強化している。(https://wot-jp-cg.netlify.app/#/)
講師:ルネサスエレクトロニクス株式会社 梶本 一夫 氏
【講演者プロフィール】
パナソニック株式会社にて、オープンソースソフトウェアのスペシャリストとして、多くのプロジェクトに参画。豊富な経験を活かし、失敗せずにオープンソースソフトウェアをビジネスに生かすための、全社的なガイドラインを策定。さらなる活躍の場を求めて、2019年4月、ルネサスエレクトロニクス株式会社へ移籍。Software First時代の半導体事業の進展に向けた戦略立案を行っている。
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