梶本 ⼀夫 ⽒ (ルネサスエレクトロニクス(株) オートモーティブソリューション事業部 技師⻑)
自動車がインターネット常時接続されるCASE時代において、車載ソフトウェアのあり方も大きく変わる。半導体事業を担う会社として、自社半導体を駆動するソフトウェアとともに顧客価値をどう提供していくがが問われている。
この課題意識を踏まえ、PACE時代のアーキテクチャについて提案、PoCとして実践した内容ならびにデジタルトランスフォーメーションの観点から今後の展望について述べる。
(PACE: Personalize, Autonomous, Connected, Electricの略)
【講演者プロフィール】パナソニック株式会社にて、オープンソースソフトウェアのスペシャリストとして、
多くのプロジェクトに参画。豊富な経験を活かし、失敗せずにオープンソースソフトウェアをビジネスに生かすための、全社的なガイドラインを策定。さらなる活躍の場を求めて、2019年4月、ルネサスエレクトロニクス株式会社へ移籍。Software First時代の半導体事業の進展に向けた戦略立案を行っている。
牧野 進⼆ ⽒ (JASA 技術本部 IoT技術⾼度化委員会 ドローンWG 主査)
移動するIoTとして、JASA内でドローンの活用についての研究紹介をします。
実際の飛行にあたっての注意点や、実際の実験結果(五島列島での荷物運搬)などから実際に飛行させた内容から、ドローンを商用利用するためのポイントを紹介します。
また、ドローンを商用利用するために、対応しなくてはならない法令や機能安全/セキュリティに対する内容を紹介します。
【講演者プロフィール】30年以上、組込み開発一筋。ハードウェア/ソフトウェアの両方の設計の経験がある。
JASAの活動としては、組込み機器のセキュリティ開発におけるスキルや教材の作成やドローンWGでは、ドローンの活用方法に関しての検討などをしながら、組込み技術者の育成に役立つコンテンツを配信しながら、啓発活動に努めている。
伊槻 康成 ⽒ (ATG技術経営事務所代表・北海道6次産業化サポートセンター企画推進員)
6次産業化とは、農林漁業者(1次産業)が、加工(2次)や販売(3次)も行うことで所得の向上を目指すというコンセプトです。
6次産業化について、北海道農業の歴史から始め、最近の6次産業化の事例を踏まえ、マーケティングや財務計画など、経営管理の視点から説明します。
加えて、北海道の先鋭的農家の取り組み、新技術の普及上の課題について話します。
【講演者プロフィール】農学修⼠(帯広畜産⼤学)、経営管理修⼠・MBA(⼩樽商科⼤学)
北海道6次産業化サポートセンター企画推進員、中⼩企業基盤整備機構 経営⽀援アドバイザー、北海道中⼩企業総合⽀援センター登録専⾨家
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