K-12,L-03 独立行政法人 情報処理推進機構
新製品
「はじめてのSTAMP/STPA(活用編)」
シリーズ第3弾となる本書では、「入門編」での「理解する」、「実践編」での「やってみる」からさらに一歩進み、STAMP/STPAを「あたりまえに実施する」ことを目指し、産業界での試行事例、人と機械の協調による安全制御の事例、セーフティとセキュリティの統合分析事例など、参考となる先進的なSTAMP/STPAの適用事例をまとめました。IPA/SECでは、STAMP/STPAの本質について議論し、さらにはSTAMP/STPAを越えてさらにその先の、将来の複雑システムの安全解析の在り方についても検討しています。
「非機能要求グレード2018」
IPA/SECでは2010年4月に、「非機能要求グレード」の初版を公開しました(※1)。 その後、8年が経過する中で、新たなセキュリティ脅威の増大やクラウド・コンピューティングに代表されるシステム基盤の多様化などが進みました。その結果、非機能要求が変化し、初版のツール群では、現在のシステム基盤に必要な内容を非機能要求として定義することが難しくなってきました。非機能要求グレード改訂ワーキング・グループではこうした変化と課題に対応し、非機能要求の定義漏れを防止すべく、非機能要求グレードのツール群を改訂しました。
「STAMP Workbench」
STAMPは、機械と機械、機械と人間といった要素間の関係性に注目し、「要素間の相互作用に潜む問題が顕在化したときに危険な状態になり、事故につながる」という考え方に基づくものです。欧米では従来の手法では見えなかった部分が究明できるということから、宇宙航空や鉄道などの分野で活用が進んでいます。しかし、日本におけるSTAMP/STPA認知度は低く、活用事例も少ないのが実態です。こうした状況を鑑み、IPAは日本でのSTAMP/STPAの普及を目的に、STAMPの導入を容易にするモデリングツール「STAMP Workbench」を開発し、無償公開しました。
デモ情報
STAMP向けモデリングツールSTAMP Workbench
独立行政法人情報処理推進機構 ソフトウェア高信頼化センターは3月30日、大規模・複雑化するシステムに適した安全解析手法「STAMP」の導入を容易にするモデリングツールを無償公開しました。 本ツールの公開により多くの技術者がSTAMPを利用しやすくなることが期待されます。その結果、安全解析を行う際の工数、分析結果の漏れ・誤りが低減でき、システムの安全解析技術の向上につながることを期待しています。本コーナーでは動画でSTAMP Workbenchの使い方を紹介しています。内容にご不明点がございましたら、お気軽にお近くの説明員にお訪ねください。
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「情報処理システム高信頼化教訓集(ITサービス編)」2017年度版公開
教訓の更なる活用推進を図るため、本教訓集の内容を拡充した教訓集2017年度版を公開しました。教訓集2016年度版では、事例から見えてくる傾向について「ヒューマンエラー」及び「システムの高負荷/過負荷」の観点から分析し、原因や対策について考察した結果を追加しました。これに加えて教訓集2017年度版では、2017年度に作成した最新の教訓や、これまでにSEC journalに掲載した障害事例の一覧や教訓集に掲載した教訓を読者が検索しやすいように99種の「注意すべき観点」で分類したものから、主要な10種についての解説を掲載していおり。本コーナーでは、動画を使い、分かりやすくご説明いたします。
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