[4]独身独居(男性)

登場人物 志賀 健人(男:38歳)
志賀 清子(女:68歳)
山城 はるか(女:30歳)
家族構成 ひとり暮らし
居住地域 神奈川県藤沢市
住 居 一戸建て
ペルソナ/
シナリオ
志賀健人(38歳)は地元、藤沢市役所の戸籍課に勤務している。通勤は片道20分、バスを利用している。勤務時間は8:30-17:15で残業はほとんどない。学生の頃から夏は登山、冬はスキーに興じてきた。週に数回、退社後にジムに通い体を鍛えている。公務員になったのは、安定した収入と残業や休日出勤もなく、趣味を続けやすいからだ。山開きのシーズンが始まると、ほぼ毎週末、自宅を留守にする。金曜の晩から現地入りし、早朝の出発に備える。
大学の商学部を卒業して14年、近くに住む両親には「結婚して早く孫の顔を見せて欲しい」と言われる。彼女:はるか(30歳)は8歳年下で、仕事をしているため特にせかされるわけでもなく、結婚し家庭を持った友人たちの節約生活を横目に、今は独身を楽しんでいる。
目下の悩みは筋力を保つための食事や体重その他の健康管理、アウトドアが趣味なのでグリルする程度のことならやるが、野菜不足になりがちだ。もう40歳なので、皮下脂肪も気になる。40を過ぎると筋力が衰えると聞いているので、今から対策をしていきたい。ジムにも通っているが、自宅でも筋力トレーニングが欠かせない。最近、管理栄養士からのアドバイスがネットで受けられるサービスもあるようだが、どんなものなのだろう?なるべく面倒な手続きは避けたいところなのだが・・。
それと留守中の熱帯魚の世話。ノリで飼い始めてしまったが、眺めていると癒されるので気に入っている。しばらくは母親:清子(68歳)の世話になってきたが、不在時に自分の家に入りこまれてはるかとバッティングしたら困るので、今は断っている。が、彼女は生き物の世話が全くできないので、頼むこともできない。熱帯魚は水質や水温の管理やエサの時間に気をつけなくてはならない。微生物を利用した浄化システムにより水質は安定できているし、水温もそこそこ投資して一定化できるようになったが、夏休みや年末年始に、1週間近く家を留守にする際にはエサやりに注意も必要になる。
あと、ひとり暮らしも長くなり、自宅に高額なモノも多くなってきた。賃貸のアパート住まいで管理人などいないし、熱帯魚の設備で常に電気を使っているので、不在時のセキュリティや防火対策も強化したいなと思っている。