[RFID/ICタグ][その他ハードウェア]
富士通セミコンダクターは、高品質・高信頼性の不揮発性メモリ「FRAM(エフラム):強誘電体メモリ」を
中心として、FRAM搭載RFID用LSI、ReRAM(アール・イー・ラム: 抵抗変化型メモリ)、NRAM(エヌラム)
の開発および提供をしています。
今回の展示会では、新規に開発した下記の2種類の製品を中心に紹介します。
①バッテリーレス・アプリケーション向けRFID用LSI
このLSIは、無線給電のみにより、外部デバイスとの無線通信を1チップで実現しているため、電池を
搭載しないリモコンやコントローラを作ることが可能です。このLSIを応用したデモ機を数台展示予定です。
②-55℃, +125℃での動作を保証するFRAM製品
自動車や産業機械のアプリケーションで必要とされる、高温環境下でも動作するメモリとして、+125℃動作の
FRAMを紹介しています。一方で、寒冷地の屋外に設置するメーターや産業機械向けとして、一般的な電子部品は
-20℃~-40℃が動作温度の下限ですが、その温度の下限を下回る-55℃動作のFRAMも紹介します。