IoT新潮流のコア技術“エッジテクノロジー”がスマート社会を加速する
IoTの新潮流「エッジコンピューティング」
第4次産業革命と称されるなか、IoT、AIなどの先端技術が日本のあらゆる産業を大きく変えようとしています。
産業や経済が様々につながり知識や情報が共有され、新しい価値やサービスが創出されていく。目指すべき未来社会「超スマート社会-Society5.0」に向かう、その真っ只中にあります。
自動運転やスマート工場、スマートホームなどに代表されるその社会の実現には、多種多様なIoTデバイスから収集される大量データをリアルタイムに、高効率に処理・分析することが不可欠です。
その基盤技術となるIoTは活用が加速していますが、一方ですべてをクラウド側で処理することの課題が顕在化しています。
機器が広範囲に分散していることで起きるデータ処理の遅延(レイテンシ)です。
通信量・コストの肥大化、セキュリティの脅威といったIoT特有の課題も残されます。
こうした課題の解決策に、俄然注目されているのが「エッジコンピューティング」です。
エッジ側に処理機能を持たせ収集データを一次処理することで、リアルタイム処理の高速化や多様化を実現します。データのクレンジングにより必要な情報のみクラウドに送信でき、ネットワークの負荷や通信の遅延を極小化できます。
“アジア最大規模のエッジテクノロジー総合展”へと進化する
ET/IoT Technology 2018では、そのIoTの新潮流であるエッジコンピューティングをいち早くキャッチアップしコア技術である“エッジテクノロジー”にフォーカスをあて、その最先端情報を一望できる展示会として展開いたします。
キャッチフレーズは<ET×ET(エッジテクノロジー)>。
組込みとつなげる技術を背景に「エッジ領域でどこまでのことができ、どんなもの(新たな価値)を生み出せるのか」をテーマに置き、テクノロジー視点にとどまらず、インダストリ、マーケット視点からの訴求を含め幅広い領域から最新トレンドを発信、新たなIoTサービスの創出を強力に促進いたします。
ET/IoT Technologyは2018を起点に、「アジア最大規模のエッジテクノロジー総合技術展」へとさらなる進化を遂げてまいります。
重要技術のテーマゾーンなど、ビジネスをマッチングする構成を拡大
ET/IoT Technology 2018のポイント
重要技術となる6つのテーマゾーン開設
超スマート社会の実現には、技術革新とともに良質・膨大なデータ収集が重要となります。なかでも重要技術に位置づけられる次の6つのテーマゾーンを開設します。
- 組込みAI
- IoT無線技術
- スマートセンシング
- セーフティ&セキュリティ
- 次世代モビリティ
- エッジコンピューティング
エッジ側での自動収集・解析・分析・高速処理に密接な関係性を持つテーマをそれぞれゾーニングすることで、来場者にとって情報収集効率がアップするエリアとして設定いたします。
基調講演、企画展示にもテーマを反映
多彩で充実したカンファレンスプログラムの中でも、注目を集める基調講演では、
- エッジ
- 次世代モビリティ
- 組込みAI
- セキュリティ
をテーマに据え、分野をリードするキーパーソンによる講演を実施します。
同時に、主催社によるテーマ企画展示も実施。ご来場の皆様にカンファレンスと技術展示で重要技術の今を把握し未来が見える体験が提供します。
次代の主役・スタートアップ企業にスポット
「つながる産業」においては、それまで実現されなかった新しいビジネスモデルが生み出されます。 そこには産業・分野の横断的な対応が求められ、企業の枠を超えて、技術やスキルを備える人材の起用、事業開発など連携して行うオープンイノベーションの取組みが重要になります。 その担い手として、専門特化した技術を有すベンチャー企業やイノベーションを起こそうとするスタートアップ企業への期待が高まっています。
本展では、今回は次代の主役ともいえる話題のスタートアップ企業にスポットをあてます。 約30社が集うパビリオンの設置、ピッチイベント企画でのプレゼンテーションなど、斬新なアイデア、抜きん出た技術をアピールする場を提供します。
これからの成長分野を支える先端技術とソリューションが一堂に!!
すべての人・モノ・コトがつながるIoT時代を迎えた今、組込み技術の重要性と将来への期待は、ますます高まっています。
進化する組込みの先進技術が集まるEmbedded Technology。
“つながる”技術の最先端を網羅するIoT Technology。
これからの成長分野を支えていく重要な技術にフォーカスした、ET展と新設のIoT Technology展を同時開催することで、自動車、医療、インフラ等、あらゆる産業で求められている双方の最先端テクノロジーとソリューションを提案する場とし、シナジー効果を創出します。
ご入場にはweb来場事前登録または招待状が必要です。