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ご案内・お知らせ
EdgeTech+ 2022にて、リアル開催!
全国各地の精鋭チームが集結! 最先端テクノロジーを学べる教育ロボコン
ETロボコンは2002年から始まり、今年で21回目の開催となります。
5年後、10年後に世界をリードするエンジニアの育成を目指し、高校生から社会人までの幅広い層を対象に、分析・設計モデリング開発にチャレンジする機会を提供しています。
「ソフトウェア重視の教育コンテスト」である点が特徴で、共通の走行体によるコース走行のタイム成績に加え、高品質な組込み開発に欠かせないモデリングも評価対象となります。
昨年、一昨年は、オンラインにてシミュレータ競技会を実施しましたが、今年はリアル会場での大会実施を予定しております。
17日(木)は、北海道から沖縄まで全国各地の参加チームの中から勝ち上がった精鋭チームがパシフィコ横浜に集結し、競技会を実施します。手に汗握るロボットカーの熱戦を、ぜひご覧ください!
翌18日(金)は、各ワークショップを実施。
第一線で活躍するエンジニアによるETロボコンの各講師が、システム構築技法(モデリング)の課題や改善ポイントを解説するなど、具体的なモデリング手法を紹介します。
一般の方も参加できますので、モデリング手法に関心がある方、技術を磨きたい方は、ぜひご参加ください!
16日(水) 第一部 10:00-10:45 第二部 13:00-13:45
人材育成セミナー
~組織とヒトが共に醸成するには?(ETロボコン導入編)~
「新入社員・若手社員が自ら学ぶモチベーションがない」、「俯瞰的に物事を見る視点を持ってほしい」などのお悩みをお持ちの人材育成担当者やマネジメントの方、必見です。ETロボコンを思う存分活用する方法をお伝えします!
櫻井 隆
ETロボコン実行委員会
ETロボコン本部運営委員長
人材育成コーディネータ。株式会社アフレル所属、イベントの企画・立案・運営に従事。ETロボコン本部運営委員長、早稲田大学GCS研究機構招聘研究員。業務アプリケーションのシステムエンジニア、プロジェクトリーダを経て、現職の教育サービスの事業に携わる。特にシステムリーダ時代に身につけた人の心をつかむ掌握術と「人材育成×VPMメソッド」を基に延べ300人の超える企業の人材・採用担当や教育機関の先生の人材育成のコンサルティング、人材育成の支援を担当した実績を持つ。
18日(金) 10:15-10:40
2022年度ETロボコンモデル総評(モデル審査)
久しぶりの実機大会、モデルはどうだったのか
2020-21年度ETロボコンはシミュレータ大会で行われており、今年は3年ぶりの実機大会であった。本ワークショップでは今年のモデルの事例を取り上げ、参加者に気づきを与えることでモデリングスキル向上を狙う。また、シミュレータ大会でのモデルと、実機でのモデルはどう違っているのか、2年間のシミュレータ大会はモデルにどう影響を与えたのかということについても考察する予定である。
土樋 祐希
ETロボコン本部審査委員長
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 DT事本コントローラ開発部コントローラサービス開発統括グループ 統括グループ長
1997年複合機メーカ入社。複合機のソフトウェア開発に従事。モデル駆動開発(MDD)ツールを開発に適用し、商品を市場導入した。業務の傍ら社内のソフトウェア人材育成活動の立ち上げ、各種ツールの導入などにも携わる。マネジメントとなった現在でも時折コーディングは行なっており、今年のSPIKE用の環境RasPikeの開発も行なった。2010年より社内でロボコン活動を立ち上げ、推進。2015年からは本部審査委員となり、2018年から本部審査委員長として活動中。
18日(金) 10:40-10:55
2022年度ETロボコンモデル審査総評(技術・性能)
11/17(木)に開催されるETロボコン2022 チャンピオンシップ大会は、3年ぶりの実機のロボットを使った大会、また、LEGO Mindstorms EV3を使用した走行体HackEVとLEGO Education SPIKE Primeを使用した新しい走行体HackSpiが並走する大会であった。本ワークショップでは、 チャンピオンシップ大会の競技結果について、走行傾向や走行戦略、HackEVとHackSpiでの走行戦略の違い等を振り返る予定である。今年の振り返りや来年に向けた活動の一助になればと考える。
森田 挙
ETロボコン本部技術副委員長
2014年~2015年に大学のゼミ活動としてETロボコンに参加者として出場。2016年に就職を機に実行委員となり、2021年から本部技術副委員長として活動中。
18日(金) 10:55-11:10
2022年度の重点技術、どうだった?(仮)
2022年は3年ぶりの実機大会となり、据え置きカメラを使った画像処理など、重点技術がモデル審査に復活した。さらに、新機体HacksPiではRasPiカメラが使用可能になるなど、新しい要素が追加された。本ワークショップでは重点技術に工夫があったチームを取り上げ、ETロボコンにどんな新しい技術が活用されたかを参加者と共有する。
講演者未定
ETロボコン実行委員会
18日(金)11:10-11:40
ETロボコン2022に見るモデルについて
~ 良いモデルを見て真似て学び試みる ~
ETロボコン2022参加チームモデル図の良い点を見て自分たちのモデル図を振り返って欲しい。でも良いモデルとされる中にも気を付けて欲しいところもある。そこで「良いモデルを見て真似て学び試みる」ために良い点と気になる点を示した。来年に向けた活動やモデル図の学習の一助になればと考える。
林 啓弘
南関東地区審査アドバイザー
アンリツ株式会社 エンジニアリング本部 共通技術部(技術教育チーム)
アンリツエンジニアリング株式会社の技術部門、教育部門、品質保証部門、業務革新推進部、経営推進部を経て、アンリツ株式会社へ2020年に転籍しエンジニアリング本部に所属。技術部門在籍中は伝送交換、情報端末の開発に従事し、1996年頃から業務にオブジェクト指向開発に取り組み、社内教育に展開。その後、社内情報セキュリティ管理に従事、2010年から社内技術教育にも併せて携わり、2015年からは社内技術教育だけに従事し現在に至る。
18日(金) 11:40-12:00
要件の粒度とトレーサビリティについて
~開発で定義すべき要件の粒度と非機能要件と機能要件の区別を考える~
ETロボコン2022参加チームのモデルで要求図での非機能要件を含めて、要件定義と要件の対策となる要素技術や設計方針などとの紐づけができてきましたが、要件の粒度が荒いものや非機能要件と他の要件間とのつながりが適切でないものが多く見られます。そこで、何のための要件定義か振り返って、定義すべき要件の粒度と要件間のトレーサビリティで適切かどうかを考える。
酒井 英子
ETロボコン東海地区審査委員長
株式会社デンソー ソフトウェア技術1部 ソフト統括室 担当係長
株式会社デンソー入社後、ブレーキ制御システムのソフトウェア開発に従事。2001年から株式会社アドヴィックスに出向、2005年にモデルベース開発を導入したソフトウェア開発の改善活動を立上げ、改善を推進。2012年に株式会社デンソー帰任後は、コックピットのソフトウェア開発改善に取組み、現在はDX推進に取組んでいる。ETロボコンは2006年から2011年までアドヴィックスで参加、2012年から東海地区審査委員になり活動中。
18日(金) 13:00-14:00
ミニワークショップ
審査員と一緒にステートマシン図を描こう
モデル駆動開発のツールが振舞いのモデルにステートマシン図を使っているのは、モデルとコードとの対応付けに向いてるからだ。ところが、ETロボコンの上位クラスでも、殆どのチームがステートマシン図をうまく使えていない。理由の1つは、ステートマシン図に向いた振舞いの捉え方に慣れていないことだ。このワークショップでは、講師と参加者が一緒にステートマシン図を作成する。このワークを通じて、ステートマシン図に向く振舞いの捉え方を体感しよう。
久保秋 真
本部審査委員
株式会社チェンジビジョン シニア・コンサルタント
北陸先端科学技術大学院大学博士前期課程修了。 日本大学、早稲田大学理工学術院、関東学院大学非常勤講師。トップエスイー、スマートエスイー講師。 組込みソフトウェア分野におけるオブジェクト指向技術、モデル駆動開発に興味を持つ。 モデリングツールastah*の販拡の他、オブジェクト指向開発、組込みソフトウェア開発、アジャイル開発、モデル駆動開発などのコンサルティングや技術教育に従事。
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