2009年9月28日、組込みシステム技術協会(JASA)と中国ソフトウェア産業協会(CSIA)は、中国山東省済南市において、両国の組込み分野における技術交流と相互協力を推進し、関連産業の発展に寄与するため、JASA松尾会長、CSIA陳理事長出席によりMOU調印式を行った。
併せて、当日、JASAとCSIA主催による「日中組込みシステムフォーラム」を開催した。中国の政府部門、協会・研究機関の専門家、地元有力企業の代表、日本からの参加企業等、総計200名の出席により盛況に行われた。
フォーラム冒頭、山東省の王軍事民副省長、各主催者団体の代表より挨拶があり、引き続き、キーノート・テーマ講演として、日本側からは、JASA門田浩常任理事より「組込み技術の利用現状と今後の動向」、東海大学専門職大学院教授 大原茂之氏より「組込みソフトウェア技術者育成と試験制度」の各講演が行われた。また中国側からは、中国軟件行業協会 胡副理事長より「危機をチャンスに中国情報産業の一層発展」、CSIA組込みシステム分会陳常務理事より「中国における技術者育成と業界認証」の各講演が行われた。
午後の企業交流会では、日中各企業から最新の技術と取組み等が紹介された。
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