第3回JASA-CIAJ交流会のご案内

 JASA(一般社団法人組込みシステム技術協会)およびCIAJ(一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会)は、それぞれの活動状況や業界動向等の情報交換を行うことにより相互に理解を深め、会員企業間の連携を促進することを目的に「JASA-CIAJ交流会」を開催しております。

 その第3回目を下記の通り開催致しますので、ご案内申し上げます。



議事次第


開会宣言・参加者自己紹介(15:00〜)

Society5.0の実現へ向けたエッジテクノロジーの役割(15:10〜)

【発表者】國井 雄介氏(JASAコモングラウンド委員会 委員長、㈱クレスコ)
【概 要】コモングラウンド委員会では、人とロボットが協調動作するSociety 5.0の世界を実現するため、コモングラウンドの考え方を参考に、インフラ協調型ロボット制御のエッジ側の課題について議論、検討している。本発表では、フィジカル空間とサイバー空間を接続する際の組込み側のポイント、そして工場の自律化を事例に箱庭を用いて作成したデモの紹介を行う。

通信トラフィックデータの有効活用と委員会の活動について15:35〜)

【発表者】西井 浩士氏(CIAJ トラフィックデータ活用委員会 委員長、アラクサラネットワークス㈱)
【概  要】通信トラフィックデータには、企業の事業運営や顧客サービスの改善等に役立つ重要な情報が含まれている。適切にモニタリングし、分析することで、さまざまな側面から社会発展や成長につなげることができる。通信トラフィックデータの活用について解説するとともに、委員会の活動について紹介する。

JASA – Linux Foundationとのエンジニア教育プログラムの共同検討(16:00〜)

【発表者】佐野 勝大氏(JASA副会長、サイバートラスト㈱)
【概 要】自動運転時代の次世代自動車のソフトウェアのコード行数は2億行を超えるとも言われ、また従来の機器制御を中心とした組込みソフトウェアに加えて、高度なデータ処理や推論処理など情報処理系のソフトウェア技術が求められるなど社会のデジタル化、IoT化により、多様な組込み機器がネットワーク接続、高機能化してきており、従来型の組込みシステムから、ソフトウェア技術の高度化、サイバーセキュリティなどの影響も相まってOSSや情報通信系の最新技術のスキルを保有する組込みソフトウェアエンジニアの不足が深刻化しつつある状況である。

電機・電子業界「カーボンニュートラル行動計画」進捗報告(16:25〜)

【発表者】濱川 雅之氏(CIAJ環境委員会 幹事、温暖化対策連絡会CIAJ代表委員、富士通(株))
【概 要】CIAJ環境委員会は、電機・電子4団体(JEITA、JEMA、JBMIA、CIAJ)合同で環境問題に取り組んでいる。電機・電子業界「カーボンニュートラル行動計画」の概要と取組進捗について紹介する。

全体意見交換(16:50〜)

(終了後、懇親会を実施予定)