自動車や航空・宇宙開発の分野を中心に注目を集め、ものづくり業界での重要性を広げている「モデルベース開発」。大量生産と個別設計を同時に実現するマス・カスタマイゼーションの必要性が叫ばれる昨今、モデルベース開発はますますものづくり業界における存在感を高めていくでしょう。また、上流工程でのシステムレベルの不具合検出や、要求トレーサビリティ確保の容易さ などの点において、開発をより効率化できることが期待されます。
ポリテクセンター中部講師の平本 剛先生にモデルベース開発の概要や人材育成について紹介していただきます。「モデルベース開発導入」のきっかけになれば幸甚です。多数の方にご参加頂きますようご案内をお願い申し上げます。
中部支部長 青木 義彦
自動運転の実現や世界規模のEVシフトに対応するには、自動車開発の設計段階における試作期間や試作回数を減らすことによる効率化が不可欠であり、その手段の一つとしてモデルベース開発の重要性が高まる一方です。そこで、モデルベース開発とはどのような開発手法であるか知っていただくとともに、これまでに取り組んできたモデルベース開発に係る人材育成と今後の取り組みについて紹介します。
高齢・障害・求職者雇用支援機構 愛知支部 中部職業能力開発促進センター(ポリテクセンター中部) 電気・電子系 講師
東海職業能力開発大学校 応用課程 生産電気システム技術科 准教授を経て、2022年より中部職業能力開発促進センター 電気・電子系 講師として勤務。愛知県下の自動車ECUの開発や支援業務等を行う複数の企業から、モデルベース開発に係る人材育成の依頼を受け、体系的に習得できるセミナーカリキュラムを企画し、従業員の人材育成を担当
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