現在、経済産業省およびNEDOにより、AIエッジコンテストが開催されています。第5回となる今回のコンテストでは「RISC-V(リスク・ファイブ)」チップを搭載するAIハードウェア開発を行い、ハードウェア・ソフトウェア(ネットワークモデル及び、システム最適化)を含めたエッジコンピューティングを意識したハードウェアシステム開発が、課題として設定されています。
そこで、RISC-V WGでは、上記コンテストを運営しているSIGNATE社から講師をお招きし、RISC-V WGとしては第3回目となるWebinarを企画しました。サブテーマとしてアダプティブコンピューティング研究推進体 (ACRi) をご紹介いただきます。皆さま、奮ってご参加ください。
講演概要
革新的なAIエッジコンピューティングの実現に向けた新しいアイデアの創出や、それらを担う人材の発掘・育成を目的としたAIエッジコンテストが、METIおよびNEDOによりこれまで累計4回開催されてきました。
新たに5回目となる今回のコンテストでは、自動車走行画像認識に対する物体追跡にチャレンジし、さらにRISC-Vの搭載をふまえた実装を課題として掲げています。コンテストでは、課題への取り組みとして「より高速な処理の実現」「RISC-V活用のアイデア」「参加者同士へのアドバイス」「本コンテストに関連する記事執筆」など様々な角度からの参加を歓迎しています。
本講演では、現在開催中の第5回AIエッジコンテストの課題内容についてさらに詳細に説明するほか、実際に参加するための方法やTipsなどについても紹介させて頂きます。
(参考)
第5回AIエッジコンテストサイト:https://signate.jp/competitions/537
第5回AIエッジコンテスト特設サイト:https://signate.jp/lp/ai-edge-contest/2021/?
概要
アダプティブコンピューティング研究推進体(ACRi)では、次の2つを推進する目的で2020年4月に発足しました。本講演ではACRiの運営体制や一般企業様のFPGA開発におけるテスト利用環境(ACRiルーム)をご紹介します。
1. FPGAの開発を経験されていない方にもFPGAの魅力に触れて頂くこと
2. FPGAを用いた多くの魅力的な製品をお届けすること
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