OpenEL WG主催セミナー

 OpenEL WGでは、アクチュエーターやセンサーを備えた制御システムのソフトウェアの実装仕様(API)を標準化する組込みシステム向けのオープンなプラットフォームであるOpenELの仕様策定、実装、普及・啓発を進めています。
 今やIoT(Internet of Things)には欠かせないWeb技術ですが、そのWeb技術の標準化を進めるW3Cから2020年4月にWeb of Things(WoT) Architecture勧告とWeb of Things(WoT) Thing Description(TD)勧告が発表されました。
 W3C Web of Things(WoT)は、Webベースの抽象化レイヤーを定義しており、ハードウェア抽象化レイヤーを定義しているOpenELとの親和性も高いと考えられます。
 本セミナーでは、Web of Things(WoT) Architecture勧告の編集者の一人であるルネサスエレクトロニクス株式会社 梶本一夫様をお招きして、W3C Web of Things(WoT)の最新情報と今後の動向などについて学びます。

 ※W3Cとは、「World Wide Web Consortium」の略称で、Web技術の標準化を行う非営利団体の名称です。


  • 開催日時 2021年11月22日(月)15:00-16:00(60min)
  • 開催形態 オンライン (Cisco WebEX)
  • 参加費 無料
  • 開催人数 50名(先着順)
  • 申込みフォーム https://forms.gle/vcw2EDwsbZv7Mufy7

  • 受講対象者
     組織(企業、地域団体、学校法人等)において、制御システムの開発に従事しているエンジニア、IoT相互運用のためのソリューションを求めているエンジニア、最新のWeb技術や今後の動向について学びたいエンジニア、または、組込みシステムやIoTシステムの開発に従事している方。
  • 予備知識
     W3C、W3C勧告、Web技術、JASA OpenELに関する一般的な知識ないし業務経験があった方が望ましいが、必須ではない。
  • 習得できる知識
     W3C Web of Things(WoT)の最新情報、 Web of Things(WoT) ArchitectureとWeb of Things(WoT) Thing Description(TD)の詳細、今後の動向など。

W3C Web of Things(WoT)最新情報

講演概要
 W3C Web of Things(WoT)の最新情報、 Web of Things(WoT) ArchitectureとWeb of Things(WoT) Thing Description(TD)の詳細や今後の展望などについて紹介する。
 なお、WoT Japanese Communication Groupも2021年に立ち上がり、WoTの効能や使い方についての日本での発信も強化している。(https://wot-jp-cg.netlify.app/#/)

講師:ルネサスエレクトロニクス株式会社 梶本 一夫 氏

【講演者プロフィール】
パナソニック株式会社にて、オープンソースソフトウェアのスペシャリストとして、多くのプロジェクトに参画。豊富な経験を活かし、失敗せずにオープンソースソフトウェアをビジネスに生かすための、全社的なガイドラインを策定。さらなる活躍の場を求めて、2019年4月、ルネサスエレクトロニクス株式会社へ移籍。Software First時代の半導体事業の進展に向けた戦略立案を行っている。