当ワーキンググループでは、今年度からJASA版RISC-VカスタムLSIを実際に作り、色々な課題を解決した形で、その手順を会員の皆様に公開する計画に取り組んでいます。今回はそのようなカスタムLSI作りの先駆者、メディア・アーティストの今村様から「自分だけの半導体が作れる世界とは？」と題しご講演いただきます。
たくさんの方々の参加をお待ちしています。
RISC-V WG主査 小檜山智久 ((株)日立産機システム)
実際にシャトルに提出した例を基に「すべて（開発ツール（EDAツール）＋製造（シャトル））無料で独自チップ（アナログ＋デジタル）を作る」流れをご紹介いただき、現在流行中のオープンソースPDK＆EDAの世界を疑似体験していただきます。その後、その世界がどのような影響をもたらすのかをご講演いただきます。
今村 謙之 様（メディア・アーティスト）
ISHI-KAI https://ishi-kai.org/
講師プロフィール
2006年に未踏ソフトウェア事業に採択されたソフトウェアプロジェクトをオープンソース化しコミュニティーの運営を開始した。それ以降、「日本Androidの会」の立ち上げや「Linaroプロジェクト」への参画など、国内外の様々なオープンソースコミュニティーで開発や運営に携わる。2023年5月より、オープンソースPDK&EDAを主体としたコミュニティー・「ISHI会」を立ち上げ、現在に至る。
また、第25回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門において、「8bit」が審査委員会推薦作品として選出され、それ以降メディア・アーティストを名乗る。
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