最近の自動車業界は100年に一度の大変革の時と言われ、自動運転へのITベンダーの参入やMaaSなど今後の自動車市場がどのように変化するか予断が許さないのが現状です。中部地区経済は良くも悪しくも自動車産業に大きく依存しているのが正直な状況です。
自動車を中心とする製造業のビジネスの研究で成果を上げていらっしゃる名古屋大学経済学部の犬塚先生をお迎えし、今後の環境変化に我々がどのように対応していくべきかについて論じていただきます。多数の皆様にご参加頂きますようご案内をお願い申し上げます。
JASA中部支部 支部長
青木 義彦
自動車産業は今,CASEやMaaSといった大きな環境変化の真っ只中にいます。こうした変化については,自動車部品産業においても共通に認識されている一方で,「それは,うちが対処する問題ではない」「しかるべき時がきたら,その時に考えたい」などと,自分事として受け止めていない企業も少なくないように思われます。
本報告では,株式会社日本M&Aセンターと講演者が共同で実施した自動車部品メーカーに対する調査データをもとに,この「環境変化を自分事として感じられないこと」が企業変革に及ぼす効果について報告します.これらの事実をふまえ,来るべき時代に対応する自動車部品メーカーの経営の在り方について議論していきたいと思います.
JASA中部支部 事務局 E-mail nagoya@jasa.or.jp
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