JASA北海道地域交流セミナー2022

北海道のDXから始まる未来(あした)

講演 ①

北海道Society5.0化作戦 〜 DXで変えるビジネスと暮らす 〜

IT分野の技術革新により社会システムが根本から変わり、情報インフラが前提で社会が動くSociety5.0に進化することが想定されている。既にビジネスや生活がITを前提に再構築が進んでおり、それを見越したIT分野の研究開発や投資が進んでいる。今後の社会システム変化とIT分野動向からSociety5.0時代への対応を考える。

山本 強 氏
北海道大学 名誉教授、札幌市最高デジタル責任者(CDO)補佐官

1978年北海道大学大学院工学研究科修士課程修了。富士通株式会社、北海道大学工学部、大型計算機センター、大学院情報科学研究科、産学地域協働推進機構を経て現在北海道大学名誉教授。この間、大学内で情報基盤センター長、産学推進本部長などを兼務するとともに、北大発ベンチャー企業の株式会社メディカルイメージラボ設立に参加し同社取締役CTO として同社の創業に参画。
これまで北海道総合開発委員会計画部会長、北海道ソサエティ5.0 推進会議座長、北海道テレコム懇談会会長などを歴任し、現在は、札幌市まちづくり戦略審議会委員、北海道ニュートピアデータセンター研究会代表、札幌市CDO補佐官などを兼務。


講演 ②

製造業DXの実現に 向けてベンダー企業に求められるものとは?

今、製造系ユーザー企業の現場では、利用データをソフトウェア開発に活かし顧客体験を最適化する「ソフトウェアファースト」への移行が始まっており、従来のエッジテクノロジーに加え、あらたにアジャイル、DevOps、クラウドネイティブなどの技術が必要とされている。この状況下で、JASA会員のようなベンダー企業は、今後どのような方向に進むべきなのか、またその際の課題などについて、DXレポート等を踏まえながら考えていきたい。セミナー後半では、JASA技術本部⻑ 竹岡尚三氏と共に、エッジテクノロジー+(プラス)でDXを支えるJASAの取り組みを紹介する。

渡辺 博之 氏
(一社)組込みシステム技術協会 副会長

エクスモーション 代表取締役社長

横浜国立大学卒業後、メーカーにて組込みソフトウェア開発に従事。その中で、 オブジェクト指向の導入を進め、生産性において大きな 成果を上げる。 1996年6月(株)オージス総研に入社。組込み分野におけるオブジェクト指向技術の導入支援事業を立ち上げる。 自らもコンサルタントとしてFA装置や自動車、デジタル家電など多くの分野において現場支援や人材育成に携わるとともに、組込み分野 における学会・コミュニティ活動にも多数参加。 2008年9月、組込みソフトウェアの品質改善に特化した事業を推進すべく (株)エクスモーションを設立、現在に至る。

竹岡 尚三 氏
(一社)組込みシステム技術協会 技術本部長

アックス 代表取締役会長兼社長

 OSSコンソーシアム副会長,PCクラスタコンソーシアム理事,DEOS協会事務局長。
並列/分散人工知能を作るのがライフワーク。
1977年”○×ゲーム”をプレイする論理推論人工知能(AI)を開発。
1986年頃,ネットワーク分散かな漢字変換システムWnnやTCP/IPの独自実現の開発。時相論理Prolog(AI言語)の合理的な実現の発明。
1992年にアックスを興す。
2017年 機械学習AIによる論理推論AIの加速方法の特許(日本,US)取得。


開催概要

  • 開催日時 2022年9月15日(木)
         セミナー:14:30〜 (受付14:00)   交流パーティ:17:00〜
  • 申込締切 9月13日(火)  * 定員を超えた場合は事前に閉め切ります

  

新型コロナウィルス対策について

 セミナー・交流会は人数を制限させていただいています。早めにお申込みください。

 セミナー後の交流パーティにご出席いただく際、「3 回以上のワクチン接種を受けている」証明、又は「 3 日以内の PCR 検査陰性である」証明を確認させていただきます。ご協力をお願いいたします。

 

後援

北海道経済産業局、札幌市、一般社団法人北海道IT推進協会

  


お問合せ先

   JASA本部事務局(モリ)   E-mail registration@jasa.or.jp