このセッションは満席になりました
※現在満席のセッションについては、当日空席がある場合に限り、ご聴講いただけます。
当日直接会場までお越しください。
IoT時代のシステムデザインアプローチ いかにしてIoTシステムをデザインするか
IoTは、イノベーション創出につながる可能性への期待もあり、ますます注目を浴びている。しかし、IoT単体が生み出す新たな価値よりも、それらを組み合わせることで生み出される価値のほうが圧倒的に大きい。そのような価値を創造するためには、IoTを単体で捉えるのではなく、システムの一部として捉えることが重要である。本講演では、俯瞰的・系統的に対象を捉えるシステムズエンジニアリングの基本的な考え方、最新の方法論を紹介した上で、どのようにIoTシステムによる価値創造をデザインするかについて、その方法論を紹介する。
白坂 成功慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科 准教授
プロフィール 1994年3月、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学修士課程修了。2012年3月、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科後期博士課程修了。博士(システムエンジニアリング学)。三菱電機株式会社にて15年間、宇宙開発に従事。「おりひめ・ひこぼし」プロジェクト後、「こうのとり」の開発に従事。途中、ドイツの衛星開発企業に駐在し、欧州宇宙機関向けの開発を実施。帰国後は、「みちびき」プロジェクトの立ち上げを行う。2008年4月より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科非常勤准教授、2010年より同准教授。現在に至る。