頼れるIT社会の実現を目指して
近年、IoTの進展に加え、ビッグデータの急速な普及やAIの台頭により、私たちの社会とITとのかかわりは大きく変わろうとしている。IPAでは安全かつ利便性の高いIT社会を実現するための課題や、未来のIT社会のためになすべき課題に対してその解決を目指し、“頼れるIT社会の実現に向けての取り組み”を進めてきた。本講演では、新たな5ヵ年事業計画をスタートさせたIPAの社会の変革に向けた事業方針を紹介する。
富田 達夫
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 理事長
プロフィール
富士通株式会社 代表取締役副社長
株式会社富士通研究所 代表取締役社長、会長を経て
2016年1月より現職
博士(情報学)
IoT,AI,クラウド化で変わる組込み産業の課題と戦略
IoT,ビッグデータ、AIなどの実用化に伴い、これまでの社会の在り方を覆すような社会変革が進みつつある。IPAでは、IoT製品やシステムの安全性・信頼性確保のための開発指針を公開してきたが、今後は、新たな技術動向やIT人材動向などICTに関する新しい流れを常に捉え、発信して機能を強化し、指針やガイドラインの整備・普及を図っていく。本講演ではAIやIT人材などに関しての最新データを基に、現状の課題と今後のIPAの取り組みについて紹介する。
和泉 憲明
経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 企画官
プロフィール
静岡大学情報学部助手、産業技術総合研究所(産総研)サイバーアシスト研究センター研究員、産総研情報技術研究部門・上級主任研究員などを経て平成29年8月より現職。博士(工学)(慶應義塾大学)。その他、これまで、東京大学大学院・非常勤講師、北陸先端科学技術大学院大学・客員准教授、大阪府立大学・文書解析・知識科学研究所・研究員、先端IT活用推進コンソーシアム(AITC)顧問などを兼務。
デジタルトランスフォーメーションに必要な技術と人材
IoT,ビッグデータ、AIなどの実用化に伴い、これまでの社会の在り方を覆すような社会変革が進みつつある。IPAでは、IoT製品やシステムの安全性・信頼性確保のための開発指針を公開してきたが、今後は、新たな技術動向やIT人材動向などICTに関する新しい流れを常に捉え、発信して機能を強化し、指針やガイドラインの整備・普及を図っていく。
片岡 晃
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) ソフトウェア高信頼化センター所長
プロフィール
自動車メーカでエンジン制御システムの開発などに携わった後、パナソニックでコンピュータ関連の商品企画・開発を担当。
コンピュータ事業部門のSE責任者を経て、全社情報通信関連の事業創造総括責任者、関連IT会社の事業部長、経営メンバーを歴任。
2012年IPAに出向。イノベーション人材センター長として「未踏」、「セキュリティ・キャンプ」、「IoTプロジェクト支援」などに取り組む。
2017年4月より「産業サイバーセキュリティセンター」副センター長、2018年4月よりソフトウェア高信頼化センター所長。