※日程が変更になりました。招待状掲載のお日にちとは異なりますのでご注意ください。
使ったらわかる言語mrubyの良さ 開発事例と今後の動き
ここまで来たmruby、mruby/c その技術と最新動向
人工衛星、ゲーム、IoTなど幅広く本格利用が始まっているmruby、mruby/cの技術解説とその最新動向の紹介。今の時代に即したスピード感ある組込み開発に最適な、Rubyを省メモリ化したmruby、さらにコンカレント性を追加したmruby/cのすべてを公開する。
田中 和明
九州工業大学大学院 情報工学研究院 知的システム工学研究系 准教授
プロフィール
博士(情報工学)。九州工業大学大学院 情報工学研究院 准教授。ロボット制御やセンサデータの処理に関する研究から、現在は組込みソフトウェアとセンサネットワークの研究を行っている。特に,プログラム言語Ruby/mrubyに係る教育研究から、mrubyの実利用を目指して活動している。RubyAssociation理事,軽量Rubyフォーラム理事。
IoTプラットフォームを始めとするmruby事例発表
mrubyを使った事例の紹介。LoRa通信を使ったIoTプラットフォームPlato、mrubyでロボコン本大会出場を果たした専門学校の取り組み、個人でmrubyを使ったマイコン作成など企業から学校、個人まで当事者が語る本音のmruby事例紹介。
・IoTプラットフォームPlato SCSK九州(株)
・mrubyを使ってETロボコン中四国地区大会を突破した話 出雲コアカレッジ
・mrubyを使ったマイコンボード開発 影山勝彦氏
・mruby最新事例紹介 NPO軽量Rubyフォーラム
三牧 弘司
SCSK九州株式会社
プロフィール
組込事業部所属。組込み歴30年、最近はmrubyエバンジェリストとして活躍。
原 拓海
出雲コアカレッジ
Matzと語るmrubyの今とこれから
Ruby/mrubyの生みの親、まつもと氏とmruby技術者がセッション形式でmrubyの今とこれからについて語る。まつもと氏はアメリカで行われているRubyConf2019から生のビデオ出演。アメリカでの動向もお聞きします。
<パネラー>
・Matz まつもとゆきひろ氏 Ruby/mruby作者
・山根ゆりえ氏 チームYamanekko
・田中和明氏 九州工業大学 准教授
・モデレータ 石井宏昌 NPO軽量Rubyフォーラム事務局次長
まつもと ゆきひろ
一般財団法人Rubyアソシエーション 理事長
プロフィール
1965年生まれ。大阪府出身。Ruby・mruby開発者。㈱ネットワーク応用通信研究所フェロー。英語圏ではMatzの通称で知られる。1993年からRubyの開発に着手、1995年にフリーソフトとして公開。現在は島根県松江市に在住し、同市の㈱ネットワーク応用通信研究所にフェローとして勤務。2007年6月より楽天技術研究所フェローも兼務。2007年7月Rubyの普及と発展を支援する団体として設立された「Rubyアソシエーション」の理事長を務める。
山根 ゆりえ
チームyamanekko 代表 /TOPPERS開発者会議実行委員長
プロフィール
2012年よりmrubyをマイコンで動かすためのmrbgemsやツールを作成しながら、国内外のRubyカンファレンスで発表している。 ここ数年RubyConfと日程が被ってETに参加できていないのが悩み。