14:00〜14:15 欧州に於けるIoT活用によるDX(デジタルトランスフォーメーション) イギリスの欧州連合離脱で揺れるEU、欧州諸国の動向とビジネスチャンスを見逃すな!
ドイツが2011年にIndustory4.0を発表して以来、欧州諸国のIoT取組み状況はどうなっているのか?
また、ブレグジットによるEU体制の変化や欧州諸国に与える影響とはどのようなものか?
欧州の最新動向や東欧(チェコ)、英国について学び我々はどう対応すれば良いのか、ビジネスチャンスはどこにあるのかを考える。
廣田 豊
JASA国際委員会 委員長/TDIプロダクトソリューション株式会社 代表取締役社長
プロフィール
情報技術開発入社、EUL本部長を経て2010年TDIプロダクトソリューション代表取締役就任。
2010年よりJASA理事、2012年よりJASA国際委員会委員長に就任。
14:15〜15:15 EUおよび主要加盟国の産業デジタル化への取り組み
EUでは、2019年11月に始動する次期欧州委員会(任期5年)が、3大優先課題の一つに、デジタル化政策を掲げている。
これまで取り組んできたデジタル単一市場の構築やドイツ発のインダストリー4.0などがけん引してきた産業分野のデジタル化に加え、AIやIoT、5Gの促進に引き続き取り組む見込み。
一方、欧州各国での産業デジタル化の取り組みは2018年以降、大きな進展が見られていない。
EUの体制交替の節目のデジタル化政策の状況を報告する。
田中 晋
日本貿易振興機構(JETRO) 海外調査部 欧州ロシアCIS課 課長
プロフィール
1987〜89年経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部(在パリ)勤務。1990年日本貿易振興会(現・日本貿易振興機構)入会。パリ事務所(フランス調査担当など)および2度のブリュッセル事務所(EU調査担当次長)勤務を経て、2016年10月より現職。著書は「欧州経済の基礎知識」(編著)など。
15:15〜16:00 チェコ共和国の歴史とビジネス Embedded business(組込みシステム等)施策
近年、先進国経済圏の顧客の関心は、「モノづくり」から「コトづくり」に変化してしている。今回、インダストリー4.0が進んでいる欧州の中のチェコ共和国のご紹介をする。風光明媚かつ歴史的的な建造物が立ち並んでいる為、観光業のイメージが強い印象があるが意外にもその歴史と文化はとてもユニークである。日本の約1/10の人口であり内国であるにも関わらず、最先端の技術研究とビジネスモデルを世界発信できているのか、地域〜歴史〜最先端のビジネス事例と共にご紹介する。
齊藤 和人
BellaDati マネージングダイレクター
プロフィール
在学中(ものつくり大学1期生)は机上の理論教育に偏重しがちだった製造業の実務現場で活躍できるスペシャリストの教育を受け、J-COST論を研究。
現在の製造業の武器をITでサポートしたいという思いで、IT業界にてビジネス開発、直接販売、パートナー開拓を13年間担当。
現在は顧客やマーケットのニーズに応じた海外のソフトウェアのローンチを実施し、顧客・パートナー様とビジネスを0から「共創」するべく真のITベンチャーとして日々活動中。
16:00〜16:45 変わるヨーロッパとデジタルトランスフォーメーションの可能性 BREXITでもがく英国にビジネスの可能性をかける
IoTで先行したドイツがどんどん先を行く中、フランスにおいてもテック企業が勢いを増している。
また、欧州においてIoTの一大マーケットは英国だが、その英国はBREXITに対して賛否が分かれ、未だに方向性が見えずもがいている。そんな勢力図が大きく変わろうとしている欧州で、弊社ウフルはグローバルHQをおき、arm社と連携して世界進出を狙おうとしている。その着眼点と英国におけるデジタルトランスフォーメーションの可能性について概説する。
八子 知礼
株式会社ウフル X United Chief Innovation Officer
プロフィール
松下電工(現パナソニック)、複数のコンサルティング会社勤務を経て、シスコシステムズのビジネスコンサルティング部門のシニアパートナーとして同部門の立ち上げに貢献。2016年4月より現職。MCPC、ITスキル研究フォーラム、新世代M2Mコンソーシアムでの委員、理事などを歴任。高知県土佐MBA講師・アドバイザー、広島県産業振興アドバイザー、ビジネスブレークスルー講師、内閣府SIPスマート物流サービスPJアドバイザー等を務める。