自動車ECUソフトウェア信頼性向上支援ツールのご提案
CASE時代を迎え、自動車ECUソフトの機能が膨大になりまた複雑化しており、その信頼性の確保はますます困難になってきている。信頼性向上のためには、数多くの試験を行う必要がある。本セッションでは、弊社が提供している、シミュレーションツール類を使用して、実車テストや人手で作成するテストスクリプトではなし得ない、膨大で、網羅的な自動試験による信頼性向上手法を紹介する。
植田 宏
株式会社ユビキタスAIコーポレーション SPQA事業部 副事業部長
再考 組込み開発における静的解析ツールの活用法
組込み開発は、IoTなどにより多機能化、信頼性の高度化、OSSや購入ライブラリの使用などによってより複雑化している。一方、開発にはC言語が継続して使用されるとともに、過去の静的解析ツールの運用プロセスも流用される傾向があり、運用方法の妥当性評価プロセスの軽視から発生した不具合流出なども伝え聞く。本セッションでは、形骸化しつつあるツール運用を見直し、品質向上を支援するための活用法や視点を紹介する。
内藤 淳
株式会社ユビキタスAIコーポレーション SPQA事業部 技術担当リーダ
新形態のスマートデバイスを創る組込み向け自己学習AIエンジン
あらゆるモノがネットワークに接続され、センサーを持つようになってきているが、ただ単に機械や車をネットワークに接続するだけでは集めたデータの有効活用はできない。モノ自体が自己学習し、予測能力を持ったスマートなものになることが必須になる。その実現には、組込み機器にAI機能を持たせることが有効である。本セッションでは、汎用マイコンで動作するAIエンジンEkkonoについて、実際に採用された事例を交えて紹介する。
谷津 仁美
株式会社ユビキタスAIコーポレーション 基盤ソフトウェア事業部 Component-Aチーム
組込みLinux/Android向け高速起動ソリューションQuickBoot
近年、LinuxやAndroidを搭載した組込み機器が拡大している。一方、起動に時間がかかる点が課題となっている。弊社が提供するQuickBootは、車載機器やコンシューマー機器を中心に電源投入後、すぐに起動し、画面が表示され、操作ができる点が高く評価され、既に2,500万台以上の量産実績を持っている。本セッションでは、高速起動QuickBootの最新情報とその有用性について紹介する。
木村 好徳
株式会社ユビキタスAIコーポレーション ミドルウェア第1事業部 事業部長
IoT機器に対するセキュリティ検証の実践とツール紹介
IoT機器が実用フェーズに入り、セキュリティ対策への要求は日々高まっている。このような状況下において、組込み機器メーカーは、対策コストが限られる中でのセキュリティ検証の準備と人材確保が急務となっている。本セッションでは、これからセキュリティ検証を実施する組込み機器メーカーに向け、その導入と進め方につて、”Small Start”の考え方に沿ったセキュリティ検証の実践例を紹介する。
野崎 雅章
株式会社ユビキタスAIコーポレーション SPQA事業部 事業部長代理
IoT時代のセキュリティ 実践!ライフサイクルセキュリティ
実用化に向け加速度的に普及するIoTデバイスにも本格的なセキュリティ対策が求められつつある。最新のTLS1.3導入すればIoT時代のセキュリティは果たして万全か? PSIRTとは何か?いまさら聞けない、Root of Trustとは?トラストアンカーとは?セキュリティ対策を投資として考える、IoT時代の機器・サービスのライフサイクルを考慮したセキュリティ対策ソリューションを紹介する。
豊田 晋也
株式会社ユビキタスAIコーポレーション コネクティビティ&セキュリティ事業部 事業企画グループ