ET & IoT Technology 2019
カンファレンスプログラム
TCA 台湾AIセミナー
TCA-1
1121日(木)
13:30〜16:00
会議センター[303]

AI技術、RISC-V、エッジコンピューティング、
台湾ベンダーと切り開く新たなビジネスチャンス

13:30〜14:30 RISC-VにおけるAIの応用事例、新たなビジネスチャンスの創造

ここ数年、急速に台頭してきたオープン標準の命令セットアーキテクチャ(ISA)であるRISC-V は、次世代組込み式プロセッサ技術にまで発展しており、注目されつつある発展途上の生態系ゆえに、応用分野ではどんどん世界が拡大している。信頼度の高いRISC-V プロセッサとソリューションのサプライヤーである晶心科技は近年数多くのRISC-V ベースの次世代型プロセッサを次々と発表し、市場からも大きな反響を得ている。セミナーではこの機会に同社がキャッチしているRISC-V 最新のトレンドを説明するとともに、同社の顧客が開発した次世代AI分野の成功事例を紹介する。

林志明

Andes Technology Corporation President

プロフィール

林志明氏は聯華電子および智原科技を経て2005年に晶心科技(Andes Technology)を創設。CPUの分野でリーダーとしてまた晶心科技(Andes Technology)び共同創業者として総経理に就任。国立交通大学電子物理学系学士、および米オレゴン州ポートランド州立大学エンジニアリング・コンピュータサイエンス修士の学位をそれぞれ取得している。彼の管理のもとに、Andes社は半導体IC設計業界における組込み式CPU IPのリーディングサプライヤーとして認知され、技術面で業界をリードする企業として定評がある。2015年にはデロイト社主催のAsia-Pacific Technology Fast 500にランクインした。

14:30〜15:00 エッジ・コンピューティングの近未来とAIxIoTソリューション "Society 5.0" 実現に向けてのアプローチ

産業用コンピュータ、組み込み型コンピュータ分野で世界トップシェアの台湾・アドバンテックは、2010年よりIoTに着手、現在ではAI×IoTプラットフォームリーディングカンパニーとして注目される。今年の2月には、オムロンの子会社であるオムロン直方の株式を80%取得、日本のIoT市場への攻勢を強める。AIとIoTの融合によって何ができ、産業や社会はどう変わるのか、来るべき超スマート社会を見据えて近未来の動向について語る。

マイク 小池

アドバンテック株式会社 社長兼日本地区最高責任者

プロフィール

1984年に渡米し、米サンダーバード国際経営大学院にてMBA取得。米インテル本社を経て米アダプテックインク入社、セールス・ダイレクターとして、同社日本法人および韓国法人の設立に尽力。その後、アジレント・テクノロジー執行役員半導体部品本部長、アバゴ・テクノロジー代表取締役社長、米ソニックウォールの日本支社代表を歴任。2012年より台湾アドバンテックの日本法人社長に就任、日本市場を成長率ナンバー1の市場へと牽引、事業拡大を継続している。

15:00〜15:20 次世代データ処理を高速化! FPGAで AI/ ビッグデータを加速度処理

5G世代の AI、IoT、自動運転、通信産業では、毎時ペタバイト単位のデータ収集し、そのデータを数百台単位のサーバーで並列分散理させることが求められている。 FPGAは、超高速データ処理を可能にしつつも消費電力を抑えられる特長を持つことで、最近注目されている。 その FPGAを用いたアクセラレーションでビッグデータおよびゲノム解析が高速化されることを紹介する

洪 崇凱

WASAI Technology CEO

プロフィール

洪崇凱(ホン・チョンカイ)は、ソフトウェア・ハードウェア技術者として12年以上の経験があり、特にコンシューマー エレクトロニクスやエンタープライズ データ センター産業にて、システム ソフトウェアやテクニカル マネジメントに携わっています。MStar Semiconductor, Inc.とMeditek, Inc.を経て、台北にてWASAI Technology, Inc.を共同設立しました。

15:20〜15:40 次世代のAI車番認識・交通違反監視システム

AI車番認識システム EZ Match Number 同時に複数の車両ナンバーを高速で認識し、道路上での犯罪車両、違反車両、盗難車両等の認識ニーズに応えます。
AI交通違反車両認識システム AI Traffic Violation Detection System 道路カメラを通じて、各道路の交通状況や交通違反の様子を監視し、車番認識システムと併せて違反報告書を作り、警察機関の処理を助けます。
ioNetworksは、AIベースのソリューションプランを積極的に企画し、AIによる画像セーフコントロールを実現し、ユーザーの便利で快適、健康で安心な素晴らしい生活の構築に尽力します。

廖 泰頡

ioNetworks 営業部 本部長

プロフィール

TekCare Inc., Shany Electronic Inc., Alpha Pricing プロジェクトマネージャー職を経て, セキュリティ&監視・防犯システム産業技術者として16年以上の経験がある。
プロジェクト:
1. 大手アメリカメーカー製品輸入代理-milestone/axis
2. 大型プロジェクトの制定に関わる-桃園空港フェーズII監視システム交換、國泰世華ATM監視システム

15:40〜16:00 AIによる空間認知プラットホームビジネスの未来

OSENSEはAI(人工知能)を用いたAR(人工的知覚)の分野に特化した、高い専門性を持つスタートアップ企業である。 企業名に象徴されるように、空間認識と測位技術を融合し、 AIの「全感知」の基盤を作成し、各業界が抱える問題に対する総合的な解決策を生み出す。合わせて、パートナー企業の業界におけるティア1企業に技術革新を起こすための長期的なパートナーシップとビジネスモデルを構築する。

林 厚展

VBIPジャパン株式会社 代表取締役社長

プロフィール

台湾静宜大学人文社会科学研究科卒。中国内モンゴル師範大学カルチャー創意研究センター客員教授。Java開発等システムエンジニア職を経て、台湾玉馬門創意デザイン公司、北京陶冶文化、日本ミツギブランド株式会社、有限会社東亜園等を創業。

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