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IoT技術の動向、IoTセキュリティ、ビジネスモデル
IoTにより実世界の情報を仮想世界に送り、分析することで知見を得たり、AIにより高度な判断を行い実世界にフィードバックすることで、これまではできなかった価値を提供することへの取組みが盛んである。
しかし、実世界における複数のハードウェアを組合わせて新たなサービスを生み出すと言う水平分業が未成熟である。標準化によるこの課題解決の動向について、まず述べた後、懸念されるセキュリティ、プライバシー問題への取組み状況に触れる。
最後に、日本と他国のIoTに関する取組みの違いを振り返り、IoT時代に日本企業がリーダとなるための取組み課題について説明する。
梶本 一夫パナソニック株式会社 全社CTO室 理事
プロフィール
1986年、京都大学大学院工学研究科情報工学専攻終了、同年松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社。OSのマルチメディア拡張開発、規格化に従事。
その後、放送・業務用映像制作設備開発、デジタル放送送出設備開発、家電統合プラットフォーム「UniPhier(ユニフィエ)」のソフトウェア開発、クラウドプラットフォーム及び対応するサービス・機器群開発をチーフアーキテクトとして指揮し、現在、パナソニック全社のソフトウェア戦略責任者、ならびに全社SEPG(Software Engineering Process Group)リーダを担当。