TS-3
7月5日(木)14:30-16:00
ルーム9
組込みソフトウェア開発の勘所
組込みシステムは,搭載する機能が年々増大しソフトウェアの大規模・複雑化が進む中、仕様記述が曖昧で設計/テストで品質確保が困難になりつつある。特に、多くの既存資産を抱える開発現場において有効な改善策が見つからない状況にある。本講演では、開発現場に即効性のある3つの技術をご紹介した上で、本技術とモデルベース開発との関係そしてリバースエンジニアリング技術を初心者〜管理者の方々にご理解できるようご紹介する。
岩橋 正実
三菱電機株式会社 設計システム技術センター
プロフィール
複数の企業で民生、宇宙/防衛関係のソフトウェア開発に従事。三菱菱電機メカトロニクスソフトウエア(株)に入社後、現在三菱電機設計システム技術センターへ出向中。
主な著書に「リアルタイムシステム実現のための自律オブジェクト指向」があり、1998年自律オブジェクト指向を提唱し現在は再版に向けた活動中。経済産業省 組込みソフトウェア開発力強化委員(スキル、プロセス委員)を経て、現在、IPA SEC 連携委員。