カンファレンスプログラム

DVT-2 11月15日(水) 14:00〜14:45 展示会場内 セミナー会場B 聴講登録はこちら

マルチコアを活かすためのソフトウェア自動並列化技術

ISO26262品質で車載ソフトウェアをマルチコア対応

IoTのエッジコンピューティングや自動運転など、組込機器の性能要求が増大している。性能向上のためにハードウェアのマルチコア化は必須だが、それを活かすソフトウェアの開発には課題が多い。近年、マルチコア用のソフトウェアを効率よく開発する技術として、自動並列化が注目を集めている。
本講演では、自動並列化技術の背景と詳細を説明するとともに、特に自動車分野に用いる際に求められるISO26262への対応について解説する。

小堀 政雄

オスカーテクノロジー株式会社 品質保証部 副部長

1973年、富士通株式会社に入社。情報処理機器のテストプログラムの開発を経て、CMMIを適用したソフトウェア開発プロセス改善活動に従事。2015年より現職にて、OSCARTechコンパイラの開発プロセス改善を推進している。
CMMI Institute 認定SCAMPI リードアプレイザー。

滝西 哲也

オスカーテクノロジー株式会社 技術本部 基盤開発部 エグゼクティブエンジニア

早稲田大学にてソフトウェアの並列化技術及び並列化コンパイラの研究を行う。2012年、富士通株式会社に入社。組込みソフトウェア開発に従事。2015年より、オスカーテクノロジー株式会社にて、OSCARTechコンパイラ、および、次世代自動並列化コンパイラの開発を担当。