カンファレンスプログラム

2020年に向けて超高速、低遅延、多接続など多用途での活用を目指す５G実用化の動きが活発化してきた。また、自動運転時代を見据えたコネクティッドカーや、深層学習を活用したビッグデータ解析やサービス自動化も加速化している。しかしながら多くのモノが簡単につながるようになるに従い、セキュリティの課題も飛躍的に増大している。
本講演では、これらの動向を俯瞰すると共に、関連するセキュリティ技術について紹介する。

本講演では、ネットワークの受動的観測、および、能動的観測により認識可能なIoT機器の脆弱性やマルウェア感染状況について述べる。特に数年前から続いているIoT機器の大量マルウェア感染の最新状況や、感染機器を悪用した大規模サービス妨害攻撃について説明する。また、感染機器からのマルウェア駆除手法に関する検討結果についても述べる。