DVT-2
11月14日(水)11:30-12:15
展示会場内 セミナー会場C
C/C++コンパイラをテストして妥当性を検証する ユーザーまでもがコンパイラをテストすべき理由とは?
コンパイラは、非常に複雑なソフトウエアであり、たったひとつのエラーであっても、甚大な問題を引き起こす原因になりかねない。また、ISO 26262 等の機能安全規格では、ソフトウエアツールチェインの適正なレベルの信頼が要求される。そこで、主要コンパイラメーカのみならず、コンパイラを使用する組織が機能安全規格で求められるコンパイラツールの認定にも活用するSuperTestについて、活用事例を交えて紹介する。
十山 圭介
富士設備工業株式会社 電子機器事業部 技術部 部長
プロフィール
京都大学大学院情報工学専攻修士課程修了。コペンハーゲン大学客員研究員。東京工業大学大学院総合理工学研究科博士後期課程単位取得退学。(株)日立製作所中央研究所等にて30年以上最適化コンパイラ,Javaシステム,システムLSI向けソフトウェア,マルチコアシステムの研究開発等に従事した後、(独)情報処理推進機構ソフトウェア高信頼化センターにてC、C++コーディング規約ガイドや障害原因診断に関する調査と普及に従事。2018年より富士設備工業(株)電子機器事業部に所属。博士(工学)