カンファレンスプログラム
TS テクニカルセッション
TS-5
11月21日(木)
11:30〜13:00
アネックスホール[F201]
初級編
IoTの中核 ‘LPWA’ と 5Gの最新動向と将来展望
2020年代における通信ネットワーク市場の2大市場はIoTと5Gで、2025年には両者を合わせて世界で500兆円以上の市場が創出されると言われている。本講演では、IoTの中核となる広域センサネットワークLPWAと、2019年中に一部のサービスが開始されている5Gの最新動向と将来展望について述べる。LPWAは、2019年に大競争期に突入し、独自仕様版と携帯電話網仕様版の市場獲得競争が激化している。一方の5Gも、高速大容量通信、超信頼低遅延通信、大量センサ通信(IoT)の3種類の本格的サービス開始に向けて開発競争が激化している。
阪田 史郎
千葉大学 名誉教授
プロフィール
1974年早大理工大学院修士卒。同年NEC入社。以来同社中央研究所においてインターネット、マルチメディア通信、モバイル通信等の研究開発に従事。1996〜2004年同社研究所所長。2004年千葉大学大学院教授。大学ではユビキタスネットワーク、IoT、5Gネットワークの研究に従事。2019年同大学名誉教授。IEEE Fellow、電子情報通信学会フェロ―、情報処理学会フェロ―。現在総務省情報通信審議会にて5G、IoT/LPWAの専門委員等を務める。