mrubyを活用したIoT開発の効率化
IoT開発では、これまでは適用が難しかった領域への技術展開がなされている。ここでは、試行錯誤を経た開発や短時間での試作が求められる。
mrubyは、ソフトウェア開発効率が高いことで知られるプログラム言語Rubyを組込み開発で利用できるように実装したもので、この要求を満たすことができる。
講演では、mrubyが目指すIoT開発の手法とともに、mrubyの技術的な解説、さらに最新の研究開発成果を報告する。
田中 和明国立大学法人 九州工業大学 情報工学研究院 准教授
プロフィール ロボット制御やセンサデータの処理に関する研究から、現在は組込みソフトウェアとセンサネットワークの研究に従事。Rubyを軽量化、組込み向けとして開発された「mruby(軽量Ruby)」の中心開発者。Ruby/mrubyに係る教育・研究から、mrubyの実利用を目指して活動している。一般財団法人Rubyアソシエーション理事、NPO軽量Rubyフォーラム理事。