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最後の砦!組込みソフトウェア実装品質における勘所
プロセッサの性能やメモリ量などが十分な,PC上で実行されるシステムとは異なり,性能やメモリが十分でなく,アーキテクチャも異なるプロセッサで実行される組込みシステムやIoTのセンサレイヤーにおいては実装技術も大変重要である。この講演ではシミュレーターでは動作するが,実機ではシステムダウンしたり,正しく動作しなかったりするようなソフトウェアの課題を,不具合事例を参考にしながら解説する。
南角 茂樹学校法人 大阪電気通信大学 就職部 部長 大学院 総合情報学研究科 コンピュータサイエンス専攻 教授
プロフィール 1982年から三菱電機 名古屋製作所,産業システム研究所,先端技術総合研究所などで,組込みシステムの開発,研究に従事するとともに,三菱電機グループ全体の組込みシステム教育にも寄与,現在も同社社内教育における組込みシステムに関する講義を継続中。2006年より大阪電気通信大学大学院総合情報学研究科コンピュータサイエンス専攻にて組込みステム,組込みリアルタイムOS ,並行並列処理の排他制御の研究,教育に従事。