日本は「移動するIoT」をどう考えるべきか?
産業用ドローンへの取り組み
組込みシステム技術協会(JASA) IoT技術高度化委員会 ドローンワーキンググループでは、経済産業省の「新産業構想ビジョン『移動する』(ヒトの移動、モノの移動)」に応えるべく、ドローンをテーマに活動している。JASAはドローンを移動しながらインターネットにつながるロボットと考えており、それはまさに「移動するIoT」の実現だ。今回は、ドローンをテーマに「移動するIoT」を考える。
小林 康博
株式会社 金沢エンジニアリングシステムズ 製品企画部/開発部 部長
金沢エンジニアリングシステムズ入社以来、ECU、ATM(現金自動預け払い機)、デジタル家電など多岐に渡る組込みソフトウェアの開発に従事。「日本の組込みソフトウェア産業を元気にしたい」との想いから、組込みシステム技術協会(JASA)で活動するようになる。北陸の金沢に活動拠点を置きながら、JASAでIoT技術高度化委員会 ドローンワーキンググループ長として、組込みエンジニアからみた「移動するIoT」のあるべき姿を具現化している。