開発要件の完成度を高めるアプローチの検討
開発最上流に位置する要件定義工程は、V字プロセスの起点という性質上、何を実現すべきかを開発側が自分たちで検討しなければならない難しさがある。過去に起きたソフトウェアに起因する事故や不具合の多くの要因は、この要件の完成度の甘さに端を発すると考えられる。しかし、元となる要求には曖昧さや矛盾が含まれることも多く、具体性が薄いという難しさがある。このため、開発側は要求を分析し、完成された要件として定義する必要がある。本発表では、このアプローチを検討した成果を発表する。*SSQ(Safty,Security,Quality)
貝瀬 康利安全性向上委員会 SSQ-WG
プロフィール カーナビ開発、医療画像開発、EDA開発等の現場で、15年程度の期間をプログラマおよびSEとして過ごして来た。その経験から、複雑化・大規模化するシステムにおける品質や安全性に対する危機感を抱くようになり、この10年程は開発プロセス、特に上流を重視した改善活動やコンサルティングを中心とする活動を行っている。ʺSimple is best.ʺを信条とし、多くの複雑さを乗り越えた先にある考え抜かれた美しいシンプルさを追求している。
- K基調講演
- S特別講演
- I招待講演
- Pパネルセッション
- TSETテクニカルセッション
- TSIIoTテクニカルセッション
- ASアナログスキルアップトラック
- DVT設計・検証ツールトラック
- EDA-LPBEDA-LPBトラック
- HDハードウェアトラック
- PDプログラマブル・デバイストラック
- IoTIoTトラック
- RTロボットセッション
- Cスペシャルセッション
- SSスポンサーセッション
- JGJASA技術本部セミナー
- JFJASAグローバルフォーラム2015
- GG学生と教育関係者向け組込み業界研究セミナー
- IPAIPAセミナー
- MM組込みマルチコアサミット2015
- ROETロボコン モデリングワークショップ
- プライベートカンファレンス
- ABアライアンスビジネス交流会