【第3部】障害事例の分析により得られた教訓の共有 〜経験を共有し、みんなの力でIT社会の安心・安全を築くしくみ〜
Safety & Security の実現は、情報共有で! 〜セキュリティ対策とシステム障害対策を一緒に考え共有する方法〜
最近のサイバー攻撃は、情報搾取からシステムの乗取りと防御壁を幾重にも破った攻撃に進化している。今後のサイバーセキュリティ対策は、自社のシステムをどのように守るのかの観点から、システム障害対策と同様な取り組みが必要になる。
IPA/SECは、システムの信頼性向上に向けて、システム障害対策の共有化を推進してきたが、さらにサイバーセキュリティ対策の共有についても推進している。講演では、様々な分野で行っているIT障害情報の共有活動の取組みを紹介し,情報共有することの重要性を説明する。
目黒 達生独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(SEC) 研究員
プロフィール 1981年より金融機関のシステム開発、保守・運用に従事。2013年8月日本電気株式会社より研究員としてIPA/SECに出向。ITサービスのシステム障害の調査・分析、情報共有活動に従事。
組込みシステム障害を未然に防止するための知識を共有しよう! 〜社内に眠る過去トラデータベースの整理方法の提案〜
製造業において、製品の障害事例は、類似障害の発生を未然防止するために過去トラとして企業内に蓄積されているが、件数が膨大化すると、整理の仕方を工夫しなければ、活用されなくなる。IPA/SECは、組込みソフトウェア障害の事例を組込み産業界から収集し、組込み産業界で共有することを目指して、障害内容を一般化した記述に書き直して、教訓集として公開している。その事業の中で、過去トラデータベースから、未然防止知識となる情報を抽出して新たに未然防知識データベースの形に整理する方法を検討したので紹介する。
松田 充弘独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(SEC) 研究員
プロフィール 1984年 沖電気工業株式会社入社。主に無線装置や通信事業者向け通信設備のソフトウェア開発に携わる。2009年よりIPA/SECに出向し、「プロジェクト計画立案トレーニングガイド(ESMG)」や「ESMR/ESMGトレーナーズトレーニング教材」の開発に従事。現在は、組込みシステムの障害を未然に防止するための啓発活動や組込みソフトウェア開発データ白書の編纂活動に携わる。
- ET30thET30回記念講演
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台湾半導体ベンダーの「強み」 - TCAビックデータ、クラウド、IoT、
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