【第4部】IoT時代に求められるセーフティ&セキュリティ
IoT時代の到来に向けた安全・安心な社会の構築への取り組み 分野横断的に活用できる「つながる世界の開発指針」の紹介
自動車や家電などのあらゆる製品がインターネットに接続し、製品同士が相互に接続するIoT時代の到来により利便性が高まることが期待される一方、想定外のつながりにより、IoT製品の安全性・セキュリティを脅かすリスクの発生が懸念される。このような背景を踏まえ、IPAによる産学連携でのワーキンググループにて、IoT製品の開発時に考慮すべきリスクや対策に関する「つながる世界の開発指針」を策定しました。本講演では、この取り組みについて紹介する。
高田 広章IPA/SECつながる世界の開発指針検討WG主査/国立大学法人名古屋大学大学院未来社会創造機構 教授
プロフィール 名古屋大学未来社会創造機構教授。同大学大学院情報科学研究科教授・附属組込みシステム研究センター長を兼務。東京大学大学院理学系研究科助手、豊橋技術科学大学助教授等を経て、2003年より名古屋大学大学院情報科学研究科教授。リアルタイムOS、リアルタイムスケジューリング理論、組込みシステム開発技術等の研究に従事。オープンソースのリアルタイムOS等を開発するTOPPERSプロジェクトを主宰。APTJ株式会社代表取締役会長・CTO、博士(理学)。
IoT時代の開発者に認識してほしい重要ポイント
IPA/SECでは、今後のつながる世界(IoT時代)におけるセーフティ/セキュリティ/リライアビリティ上の懸念に対応するため、IoT製品の開発に関わる経営層や開発者が意識すべき事項を17個の指針として示した「つながる世界の開発指針」を策定した。その内容や底流をなす考え方を、背景や世の中の動きとともに紹介する。加えて、今後の展開状況についても言及する。
中尾 昌善独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(SEC) ソフトウェアグループリーダー
プロフィール
1958年 京都府生まれ
1982年 京都大学工学部大学院修士終了、同年電々公社入社。主にコンピュータ・システム関連の研究開発に従事。
2009年 NTT理事 主席研究員 を経て、退職。
同年、NTTソフトウェア㈱入社。
2014年 現職。
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