エンベデッドテクノロジー
組み込み技術の最新動向を解説するセミナー。
※カンファレンスのご視聴にも登録が必要です。(視聴するセッションの選択は不要です)
情報産業関連政策の現状と組込みシステム産業への期待
Society 5.0に向けた社会変革に向かって政府・企業が一丸となって取り組んでいる中、情報産業はソフト面でもハード面でも重要性を増しています。さらに、昨今のコロナを受けた経済状態の変化や国際関係での諸問題など、情報産業をめぐる状況は今年に入ってさらに目まぐるしく変化しています。経済産業省では、政府として社会の変化に対応して日本企業の競争力強化を促進すべく様々な政策を推進しております。そこで、今回はその中で情報産業課として取り組んでいる多面的な政策動向と、諸政策における組込み産業の重要な位置づけについて紹介します。
2週目
11月24日(火)〜
-
11/24(火)
10:00〜
-
11/26(木)
13:00〜
-
11/27(金)
11:00〜
経済産業省
商務情報政策局 情報産業課長
西川 和見
1996年通商産業省入省。米国留学(ノースウェスタン、ジョージタウンロースクール、NY州弁護士)、防衛庁防衛政策課(日米防衛協力)、通商機構部(WTOドーハラウンド交渉)、中小企業庁金融課(リーマンショック対策)等を経て、大臣官房政策企画委員として総合調整、東日本大震災対策等を実施。産業政策局政策企画官として日本再興戦略の立ち上げに関与後、アジア担当の産業調査員としてシンガポールに赴任し、アジアの経済統合を担当。帰国後、通商戦略の立案、産業政策のグローバル化を担当したのち、平成29年7月にヘルスケア産業課長に就任、令和元年7月より国際展開推進室長兼任。令和元年12月25日より大臣官房参事官(情報産業戦略・ヘルスケア産業総括担当)に就任後、令和2年7月20日より、情報産業課長に就任。
デジタル社会のニューノーマルなディペンダビリティ 「スマート安全の考え方とその実践」
4週目
12月7日(月)〜
-
12/7(月)
12:00〜
-
12/9(水)
13:30〜
-
12/11(金)
10:00〜
一般社団法人ディペンダビリティ技術推進協会
理事長
慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科 教授
白坂 成功
東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論などの研究に取り組む。2008年より慶應義塾大学大学院SDM研究科非常勤准教授。2010年より同准教授、2017年より同教授。2015年12月〜2019年3月まで内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。
ますます注目されるオープンソース命令セットアーキテクチャRISC-Vの最新動向
オープンソースソフトウェアに続き、オープンソースの命令セットアーキテクチャとしてRISC-Vが注目されています。RISC-V Foundationには、名だたる半導体企業から新進気鋭のベンチャー企業まで、多くのメンバが参入して注目度が高まっています。半導体開発およびそれを取り囲むソフトウェアエコシステムの構築に関して、RISC-Vがどのような問題を解決することができるかについて解説します。また、RISC-Vを囲む業界の最新動向について解説します。
3週目
11月30日(月)〜
-
11/30(月)
14:30〜
-
12/1(火)
12:30〜
-
12/4(金)
10:30〜
FPGA開発日記
著者
msyksphinz
PGA開発日記(msyksphinz.hatenablog.com)著者。会社で働くかたわら、趣味で技術ブログを書いています。主にRISC-Vについて試行錯誤した結果をブログ化していますが、ディープラーニングや量子コンピュータ、低レベルプログラミングなど、興味を持った分野は幅広く調査して、自分で手を動かした結果をブログに書いています。
デジタルビジネスの潮流とアジャイル開発 ビジネスとエンジニアの協働チームづくり
ソフトウェア開発手法としてメインストリームになってきたアジャイル開発が、日本でも活発に導入されるようになってきました。本講演では、デジタル時代にマッチしたこの手法が現れてきたビジネス的背景を説明し、野中理論を元にした「スクラム」を例に技術的特徴、事例、ウォーターフォールとの比較などについて、やさしく解説します。また、コロナ禍においてのデジタルコミュニケーションについても考えたいと思います。
1週目
11月16日(月)〜
-
11/17(火)
13:00〜
-
11/18(水)
16:00〜
-
11/19(木)
13:00〜
株式会社永和システムマネジメント
代表取締役社長
株式会社チェンジビジョン
CTO
平鍋 健児
株式会社永和システムマネジメント代表取締役社長、株式会社チェンジビジョンCTO、Scrum Inc. Japan 取締役
オブジェクト指向設計、組込みシステム開発、アジャイル開発を推進。
現在、国内外で、モチベーション中心チームづくり、アジャイル開発の普及に努める。
ソフトウェアづくりの現場をより生産的に、協調的に、創造的に、そしてなにより、楽しく変えたいと考えている。
2009 年から10年開催している、アジャイルジャパン初代実行委員長。
著書『アジャイル開発とスクラム〜顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント』、翻訳『リーン開発の本質』、『アジャイルプロジェクトマネジメント』など多数。
ソフトウェアの品質とメトリクス GQM, 品質実態, オープンソース
組込みソフトウェアの着実な品質改善のためには、目的に沿って定義されたメトリクスによる測定評価が不可欠です。
本講演では、ソフトウェアの品質の概念と、組込みソフトウェア開発において有用なメトリクスを解説します。
またその定義と活用に有用なゴール指向の枠組みであるGQMとその組織レベルの展開GQM+Strategiesを解説します。
加えて、活用における留意事項として、国際規格に基づいた品質ベンチマーク、ならびに、オープンソース利活用における品質の留意点をあわせて解説します。
2週目
11月24日(火)〜
-
11/24(火)
14:30〜
-
11/26(木)
16:30〜
-
11/27(金)
11:30〜
早稲田大学
教授
国立情報学研究所
客員教授
株式会社システム情報
取締役(監査等委員)
株式会社エクスモーション
社外取締役
鷲崎 弘宜
早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所所長・教授、国立情 報学研究所 客員教授、株式会社システム情報 取締役(監査等委員)、株式会社 エクスモーション 社外取締役。文部科学省社会人教育事業enPiT-Proスマートエ スイー事業責任者。アジャイル品質パターンQA2AQ編纂、SE4BS(Software Engineering for Business and Society)展開。著書・監修に『ソフトウェア品 質知識体系ガイドSQuBOK Guide V3』『Scratchでたのしく学ぶプログラミング的 思考』『ソフトウェアパターン』、訳書に『演習で学ぶソフトウエアメトリクス の基礎』『モダン・ソフトウェアエンジニアリング』『ゴール&ストラテジ入門: 残念なシステムの無くし方』など。
学びの場へようこそ!「組込みソフトウェア開発技術の基礎」
本講演では、組込みソフトウェア開発において、昔ながらに変わらぬ重要な基本概念と実装方法について解説する。
組込みソフトウェア開発を行うには、I/Oマップ、割込み、ROM化、スタックなど組込みシステム特有の概念を知り、扱うための基礎技術が必須である。それらを紹介した上で、C言語を利用した組込みソフトウェア開発の実装方法について解説する。
初心者の方も、IoTに興味がある方も、組込みソフトウェア開発の基礎を一緒に学習するこの「学びの場」を覗いてみてください。
クロス開発、エンディアン、メモリマップ、ビットアサイン表、割込みベクタテーブル、ROM化。どれか一つでも不明なものがあったら、当“学びの場”へお越しください。
2週目
11月24日(火)〜
-
11/25(水)
15:00〜
-
11/26(木)
12:00〜
-
11/27(金)
16:00〜
株式会社富士通ラーニングメディア
西日本ソリューション部
松尾 圭浩
1994年大阪府立工業高等専門学校電気工学科卒業。社内業務システムの開発、運用に従事。2000年(株)富士通ラーニングメディアに入社し、組込み、オブジェクト指向開発、運用管理、ネットワークなどのIT講習会の講師として従事。
著書に『標準テキスト組込みプログラミング〜ハードウェア編〜、〜ソフトウェア編〜』などがある。
現在は、ETロボコン関西地区事務局局長、IoT検定ユーザー試験開発WGメンバー、ET&IoT Technology West 大阪ワーキングメンバーとして、初級組込み技術者の教育支援を行う傍ら、 自らも資格取得を精力的に行い、一生勉強の精神で突き進んでいる。
ソフトウェアメトリクスの測定精度の課題にどう対処するか
メトリクスを活用して現場で起きている問題兆候を検知し、適切なマネジメントが求められる。しかしながら、データ分析結果から、目標と実績の誤差範囲の違いで一喜一憂したり、重大な悪化兆候を見過ごし後で痛い目に会うなど、メトリクスを有効活用しきれていない組織も多い。
本セッションでは、メトリクスの測定精度の課題を克服し、データから品質悪化の兆候や改善の効果等を読み取るための統計手法の基礎を学ぶ。
初心者でも理解できるように数式は用いず直観的に、かつ、現場ですぐ活用できるように実践的な例を用いて解説する。
1週目
11月16日(月)〜
-
11/17(火)
16:00〜
-
11/18(水)
14:30〜
-
11/20(金)
14:30〜
ヤマハ株式会社
品質保証部 グローバル品質戦略G
小池 利和
SEPG、SQAとしてソフトウェアメトリクスの実践活用に従事、海外工場などで統計的品質管理指導も行っている。2013年にQC検定1級取得(合格者の上位5%に入る成績上位者として表彰)。著書に 『データ指向のソフトウェア品質マネジメント』(2013年日経品質管理文献賞受賞)、『ソフトウェアメトリクス統計分析入門』。社外活動として、日科技連SQiP研究会委員長、同研究会メトリクス演習コース主査、SQiP運営委員、データ分析勉強会(https://sites.google.com/site/kantometrics/ )主催など。
組込みLinux開発における課題と技術スキル 組込みLinux/OSS開発の勘所
現在Linuxは、Androidフォンを始め、車載機器、家電製品、クラウドサーバーなどいたるところで使用されている。IoT普及によりLinuxを始めとするOSSの使用がますます広がっていく。OSSを最大活用するためには、幅広い知識やスキルが必要となる。この講演では組込みLinux開発の最新動向を踏まえて、多くの製品開発プロジェクトが直面する課題や必要となる技術スキルを知識体系として整理し、それぞれ重要なポイントについて解説する。
3週目
11月30日(月)〜
-
12/1(火)
11:00〜
-
12/2(水)
15:30〜
-
12/3(木)
11:30〜
ウインドリバー株式会社
技術営業部
木内 志朗
医療機器メーカーでソフトウエア開発に従事したのち、外資系リアルタイムOSベンダーで開発プロジェクトやコンサルティングに携わる。その後組込みLinuxベンダーで営業技術部を統括し、組込みLinux協会副会長、JASAOSS活用WG 役員、OSS推進フォーラム組み込み部会メンバーを歴任。現在ウインドリバーで車載向けソリューションを担当。
追い風が吹く、組込みブロックチェーン
ビットコインをはじめとした暗号資産の影に隠れた感のあった組込み用途を含む「非金融系ブロックチェーン」だが、本格普及に向けた動きがこのところ急だ。PoCから実証・試験運用、さらには社会実装に向けて着実に歩を進めている。
ブロックチェーンは、インターネットと対比して語られることが多い。例えば「情報の流通を根本的に変革したのがインターネット。価値の流通を根本的に変革するのがブロックチェーン」といった具合である。インターネットとは全く異なる形で、社会の基盤となる高い潜在能力を秘めている。
本講演では、ブロックチェーンの特徴を簡単に理解した上で、組込みシステムにおけるブロックチェーン台頭の背景や、トヨタ自動車が開発をすすめるスマートシティ「WovenCity」における活用法など多様なユースケースに迫る。
1週目
11月16日(月)〜
-
11/16(月)
16:00〜
-
11/18(水)
13:00〜
-
11/20(金)
15:30〜
ETラボ
代表
一般社団法人 組込みシステム技術協会
理事
横田 英史
大学院修了後、大手重工メーカーで組み込み系ソフトとハードの開発に4年間従事。その後、日経マグロウヒル(現日経BP)に入社。日経エレクトロニクス副編集長、BizIT(現在の日経クロステック)の創刊編集長、日経コンピュータ編集長、日経バイト編集長を歴任。その後、日経BP執行役員、日経BPコンサルティング取締役、日経BPソリューションズ代表取締役社長を経て、2018年11月 ETラボを設立 代表に就任。2020年4月から(株)DXパートナーズ アドバイザリーパートナーを兼務。現在に至る。
マウザーブースをさっとご紹介。電源管理などの評価ボードから新製品ICまで 提供マウザー・エレクトロニクス
マウザーブース内でご紹介している製品をさっと確認できるコマーシャル動画です。アナログ・デバイセズ、東芝デバイス&ストレージ、トレックス・セミコンダクターから電源管理などの評価ボードおよび新製品ICまでご紹介します。
(1)超低ノイズLDO搭載評価ボード&SmartMesh IPスターターキット
アナログ・デバイセズ株式会社 / 株式会社マクニカ アルティマカンパニー
大槻 憲
(2)サーバーファン・掃除機吸引モーターなどに最適。ブラシレスモータードライバーIC TC78B009FTG
システムデバイスマーケティングセンター
東芝デバイス&ストレージ株式会社
小倉 秀樹
(3)不使用時の消費電流を徹底カット!トレックスの新しいロードスイッチ
製品企画部 拡販・マーケティンググループ
トレックス・セミコンダクター株式会社
山﨑 英正
1週目
11月16日(月)〜
5週目
12月18日(金)18:00 まで
-
終日配信、12/18(金)18:00まで
アナログ・デバイセズ株式会社
株式会社マクニカアルティマカンパニー
大槻 憲
東芝デバイス&ストレージ株式会社
小倉 秀樹
トレックス・セミコンダクター株式会社
山﨑 英正
IoT機器向けOSの最前線 提供サイバートラスト株式会社
長期での安定供給や運用が必要不可欠なIoT/組込み機器の開発において、Linux OSの採用やOSSの活用が広がっています。
同様に、近年IoT機器への攻撃が増加傾向にあり、IoT機器のサイバーセキュリティへの関心も高まっています。現在、米国、欧州などさまざまなセキュリティ標準規格の制定が進み、日本でもそれらへの準拠が求められるようになってきました。本講演では、IoT機器における国際標準への準拠といったサイバーセキュリティの動向や課題の解決方法を解説するだけでなく、長期に渡って安全に利用できるIoT/組込み機器向けLinuxや脆弱性対応を支援するソリューションをご紹介します。
1週目
11月16日(月)〜
5週目
12月18日(金)18:00 まで
-
終日配信、12/18(金)18:00まで
サイバートラスト株式会社
取締役副社長 兼 OSS・IoT事業部長
リネオソシューションズ株式会社
代表取締役会長
佐野 勝大
日本アイ・ビー・エムを経て、日本マイクロソフトにて組み込みシステム向けのWindowsのプロダクトマネージャーやビジネス開発を担当。MTIで上席執行役員モバイルサービス事業本部副本部長を担当後、2010年からユビキタスAIコーポレーション(旧ユビキタス)にて取締役、代表取締役社長に就任。2019年7月より現職に就任し、OSS・IoT事業を取りまとめる。JASA 理事副会長、九州工業大学客員教授。
派生開発推進協議会のご紹介
派生開発推進協議会(Association For Facilitation Of Rational Derivative Development)は、XDDPを始めとした派生開発の効果的な開発手法と普及を目的に設立された団体である。本講演では、派生開発の重要性とそれの普及に当たる本協議会の活動内容について紹介する。
(1)USDM 〜要求を仕様化する技術〜
USDM(Universal Specification Describing Manner)は、要求を仕様化する技術である。本講演では、USDMの基本要素である要求、理由、仕様の関係を説明し、USDMの特長である “要求仕様の抜け・漏れを防ぐメカニズム” を機能要求を例に解説する。
システム開発の課題や品質問題の主な原因は、要求仕様の抜け・漏れにある。つまり、要求仕様書の出来映えがソフトウェア開発の成否を分ける。要求仕様の課題が解決できていなければ、アジャイル開発を導入しても期待した効果は得られない。USDMは要求仕様書を改善し、ソフトウェア開発を成功に導く技術であるといってもよい。
(2)XDDP 〜派生開発のプロセス技術〜
XDDP(eXtreme Derivative Development Process)は、「派生開発」に特化したプロセスである。「新規開発」のプロセスで派生開発に対応するのは困難である。本講演では、XDDPの構成と特長について解説する。
XDDPは変更要求の「差分情報」に着目した「変更」と「追加」の2つの独立したプロセスで構成されている。コーディング前に、変更要求、変更仕様と変更箇所のトレーサービリティを確保し、レビューにより「思い込み」と「勘違い」を排除して手戻りを防止する。昨今の「スクラム」も派生開発であることを考えれば、ソフトウェア開発におけるXDDPの適用範囲は非常に広い。
(3)PFD 〜プロセスを設計する技術〜
PFD(Process Flow Diagram)は、プロセスの表記法である。「ダイアグラム」と2つの「定義書」でプロセスを表現する。PFDを使えば、プロセスの可視化(見える化)、プロセスの設計が可能となる。本講演では、プロセスの基本的な考え方と効果、PFDを書くポイントを解説する。
プロセスの可視化・設計は、プロセス改善やプロジェクト計画、スケジューリングに必須の技術である。PFDのような適切なツールを使ってプロセスを可視化・設計できなければ、市場の急激な変化に対応することはできない。昨今のDX(デジタルトランスフォーメーション)においても、PFDは有効なツールとして期待できる。
3週目
11月30日(月)〜
-
11/30(月)
13:00〜
-
12/2(水)
11:30〜
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12/3(木)
14:30〜
派生開発推進協議会
代表
渡辺 博之
メーカーにて組込みソフトウェア開発に従事後、組込み分野におけるオブジェクト指向技術の導入支援事業を立ち上げ、自らもコンサルタントとして現場支援や人材育成に従事。
2008年9月、組込みソフトウェアのコンサルティングに特化した(株)エクスモーションを設立し現在に至る。
組込みシステム技術協会(JASA)理事およびET事業本部長、ETロボコン本部共同企画委員長、派生開発推進協議会代表。
派生開発推進協議会
副代表
古畑 慶次
1988年日本電装(現(株)デンソー)入社。研究開発部、基礎研究所を経て、通信技術部、ITS技術部で携帯電話、ナビゲーションシステムの開発に従事。現在は、技術研修所で技術リーダー育成研修の開発、講師を担当。また、社内外でソフトウェア開発、プロセス改善の現場指導、論文指導を通して、成果直結型の技術者育成に取り組んでいる。博士(数理情報学)、産業カウンセラー(JAICO認定)
TOPPERSプロジェクトの活動紹介 SafeG-Mと箱庭の活動を中心に
TOPPERSプロジェクトの概要を説明したのち、新しい活動成果を2件、紹介する。
1.ARMv8-M(Cortex-M33)向けのデュアルOS環境を実現したSafeG-M
2.IoT/自動運転時代のシステム全体を検証するためのシミュレーション環境である「箱庭」
SafeG-MはCortex-A向けのデュアルOSモニタであるSafeGと同様の機能をARMv8-M(Cortex-M33)向けに実現したTOPPERS/ASP3カーネルの拡張機能である。ASP3カーネルを保護しつつ、ゲストOSとしてFreeRTOS等を安全に利用することができる。実装にはARMv8-Mより導入されたTrustZone機能を利用している。
「箱庭」とは、仮想環境上(箱庭)で各分野のソフトウェアから成る複雑なシステムを手軽にシミュレーションできる環境のことである。そのコンセプトと狙いを紹介し、最新の研究開発の成果をデモを交えて解説する。
3週目
11月30日(月)〜
-
11/30(月)
10:30〜
-
12/2(水)
17:00〜
-
12/4(金)
13:30〜
TOPPERSプロジェクト
会長
高田 広章
名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所教授。同大学 大学院情報学研究科 教授・附属組込みシステム研究センター長を兼務。オープンソースのリアルタイムOS等を開発するTOPPERSプロジェクトを主宰。博士(理学)。
TOPPERSプロジェクト
シニアテクニカルエキスパート
本田 晋也
南山大学理工学研究科 教授。TOPPERSプロジェクトシニアテクニカルエキスパート
TOPPERSプロジェクト
箱庭WG
高瀬 英希
京都大学大学院情報学研究科 准教授。TOPPERSプロジェクト箱庭WG
TOPPERSプロジェクト
箱庭WG
森 崇
株式会社永和システムマネジメント TechLead。TOPPERSプロジェクト箱庭WG
TOPPERSプロジェクト
箱庭WG
福田 竜也
株式会社インテック先端技術研究所 主事。TOPPERSプロジェクト箱庭WG
組込用標準ボードの活用方法
組込システムは、IoT時代に伴い、益々高速化、メモリの大容量、複雑かつ肥大化したプログラムになってきています。
そこで、一から、ハードウェア及びソフトウェアを設計すると多大な工数と費用が発生し、しかもバグ取りのためになかなか安定しない場合があります。
そこで、市販のボードあるいは、モジュールを活用することにより、早くしかも、費用を抑えて、試作機を作ることが可能です。
勿論、使用用途によっては、そのまま量産へと組み込むことも可能です。
2週目
11月24日(火)〜
-
11/24(火)
11:30〜
-
11/25(水)
12:30〜
-
11/26(木)
17:30〜
フラットーク株式会社
代表取締役社長
樫平 扶
2009年、フラットーク株式会社設立と同時に、代表取締役社長に就任。
電子機器のハードウェア、ソフトウェア開発の課題とソリューション 4つの事例をピックアップ
電子機器のHW/SW開発の課題をピックアップしてその解決方法の一例を紹介します。
事例1)ボード・パッケージ・LSIの接続情報のすり合わせを容易にする仕組み
事例2)各種評価用プラットフォームの開発コストや開発期間の削減
事例3)多層プリント基板のDTR法による故障個所の特定
事例4)組込ソフトの早期検証、科学的検証を実現する仮想検証
3週目
11月30日(月)〜
-
11/30(月)
13:30〜
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12/1(火)
15:30〜
-
12/3(木)
17:00〜
株式会社インターバディ
代表取締役
本垰 秀昭
1980年、EDAツール開発、組込ソフト開発に従事
2002年、TOOL株式会社 代表取締役社長
2015年、株式会社インターバディ設立 代表取締役(現任)、電子設計、組込ソフト向けソリューションを展開
ETカンファレンス委員会、仮想マイコン応用推進協議会、日本EDAベンチャー連絡会等にて活動中
【最新UIトレンド Top 10】理想的なUI/UXを効率的に開発 - Qt 提供The Qt Company
本セッションでは、昨今のUIデザインのトレンドを題材に、Qt Design Studioを用いることでいかに効率的にUIを作成できるのか、デモを交えながらご紹介します。
理想的なユーザーエクスペリエンス(UX)を提供するには、デザイナーと開発者のワークフローを最適化することが重要です。
PhotoshopやSketchといったデザインツールから、デザインをレイヤー構造と共に調節インポート。グラフィックビュー上で直感的にデザインの調整、アニメーションの作成ができ、自動でコードを生成します。また、2D・3Dをシームレスに扱うことができるため、ユーザーに強く印象付ける華やかな見た目を効果的に作成することが可能です。
コードを知らなくてもGUI開発を始めることができ、デザイナーと開発者のコミュニケーションを大幅に効率化を実現し、開発効率の劇的な向上を実現します。
さらに、デザイナーのフィードバックを直接コードに反映することができるため、デザイナーの意図をもれなく反映し、作成中のUX/UIのポテンシャルを最大限に引き出します。
【トピックス】
・Photoshopからデザインをレイヤー構造と共にインポートし
・グラフィックビュー上でデザインの調整およびアニメーションを作成
・グラフィックビュー上で3Dグラフィックにインタラクションを作成
など
1週目
11月16日(月)〜
5週目
12月18日(金)18:00 まで
-
終日配信、12/18(金)18:00まで
The Qt Company
グローバルフォーラム「EUの産業デジタル化への取り組みとチェコ共和国の歴史とビジネス
JASA国際委員会では海外の動向、国際化推進に向けた情報をJASA会員はじめ関連企業に対して発信する為、毎年、ET展でのカンファレンスにてグローバルフォーラムを開催しております。
今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響により、フォーラムの開催ができず、昨年度のカンファレンスよりご案内します。
EUの産業デジタル化、そして観光の色が強く、ビジネスとしてはあまりなじみのないチェコ共和国の歴史とビジネスを取り上げています。
本編をご覧いただき、ご興味のある方は是非、来年のグローバルフォーラムにご参加下さい。
1週目
11月16日(月)〜
5週目
12月18日(金)18:00 まで
-
11/18(水)〜 会期終了まで
一般社団法人組込みシステム技術協会
国際委員会
プライベート・クラウド化技術を用いた高セキュリティなテレワーク設計環境の実現
オンプレミスな環境をベースにテレワークを行おうとすると、堅牢な状態に外から接続するために穴を開ける必要がりますが、その穴を膨大なコストをかけ埋める仕組みが必要です。ITの立場からは当然の取り組みですが、それがエンジニアに対する多大な負荷をかけることに成ります。お金をかけ、テレワークを不便にしているわけです。
私たちがOpenStackをベースに開発した技術を用いて構築したクラウドシステムは、セキュリティを保つ仕組みを替え、オンプレミスな環境の堅牢性とクラウドの柔軟性を併せ持つことが可能です。テレワークの環境を容易に実現する事ができます。
4週目
12月7日(月)〜
-
12/8(火)
11:30〜
-
12/9(水)
17:00〜
-
12/11(金)
13:30〜
株式会社CDC研究所
代表取締役
井上 善雄
1984年 三菱電機株式会社 入社
北伊丹製作所にてゲートアレイ開発・設計を担当。アナログセル搭載可能なスタンダードセルの開発・設計を行いながら、独自の設計手法とその環境構築を実施。
1992年 三菱電機アメリカへ出向。高速SoC向けEDA設計システムの開発をEDAベンダと行うと共に、多数の設計手法の展開を行った。 Embedded Cell Array, Fish-Boneクロック,SiP, 電源遮断などの多くの設計手法を開発し提供している。
2003年 ルネサステクノロジへ転籍後、ルネサスエレクトロニクスに従事し、2011年退職
2016年 株式会社CDC研究所 代表取締役
JASA海外視察総集編
JASA国際委員会では、グローバル化の推進活動の一環として、海外の現地企業、現地で活躍する日本企業、関連協会、大学を訪問しビジネスチャンスを掴むことを目的に会員企業向けの海外視察を実施しております。
今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響により海外視察の実施を見合わせました。
当カンファレンスでは過去の海外視察、ダイジェスト版を皆様にお伝えします。
本編をご覧いただき、ご興味のある方は是非、次回の海外視察にご参加下さい。
1週目
11月16日(月)〜
5週目
12月18日(金)18:00 まで
一般社団法人組込みシステム技術協会
国際委員会
JASA技術本部 最先端技術セミナー
JASA技術本部の各委員会WGによる調査研究活動の紹介と最新情報をお届けします。
(1)OSS活用WG「RISC-VとOSS」
(2)ドローンWG「ドローンの最新情報」
(3)AI研究WG「組込み向けAIの情報とWG活動紹介」
2週目
11月24日(火)〜
5週目
12月18日(金)18:00 まで
一般社団法人組込みシステム技術協会
技術本部 委員会WG各主査
JASA 業界研究セミナー2020
主に理系学生の皆さんに、組込みシステム業界についてお話しいたします。是非、就職活動の参考にして下さい。
『ミライを紡ぐ組込みシステム開発 〜組込みシステム開発業界で働こう!〜』
研修委員会 (日本システム開発(株) 第2事業部長) 坂上真市
『業界・企業が求める新卒人材 〜組込みシステム開発企業調査から〜
研修委員会 ((株)グレープシステム) 宮下光明
3週目
12月2日(水)〜
4週目
12月7日(月)〜
一般社団法人組込みシステム技術協会
人材育成本部 研修委員会
After RISC-V Day Tokyo 2020 RISC-V Day Tokyoの振り返りと展望
5週目
12月14日(月)10:00〜
SHコンサルティング株式会社
代表取締役社長
河崎 俊平
RISC-Vには制約がありません:テクノロジーを自由に使え、イノベーション機会があり、コミュニティによる開発が可能です。
*一部日本語字幕
5週目
12月16日(水)10:00〜
RISC-Vインターナショナル(スイス)
CEO
キャリスタ レッドモンド
SiFive RISC-Vの最新概要とArchiTek社によるユーザ事例紹介
5週目
12月16日(水)10:00〜
SiFive社(米国)
日本代表
石井 敦
DTSインサイト(日本)
RISC-V担当マネージャ
近藤 芳人
Architek社(日本)
代表取締役
高田 周一
SiFive の HiFive Unmatched RISC-V Linux PC mini-ITX フォームファクターボード
*一部日本語字幕
5週目
12月16日(水)10:00〜
SiFive(米国)
チーフテクノロジーオフィサー
ヤンサップ リー
JASAにおけるRISC-V活動とET & IoT Digital 2020 展の紹介
5週目
12月16日(水)10:00〜
一般社団法人 組込みシステム技術協会(日本)
技術本部長 兼 応用技術調査委員長
竹岡 尚三
nVidia-ARM合併、ルネサスのRISC-V採用、その裏にある大きなオープンソースハードウェアの潮流
5週目
12月16日(水)10:00〜
SHコンサルティング株式会社
代表取締役社長
河崎 俊平
最新で最先端のRISC-V開発ツールで一歩先を行く製品開発を実現
*一部日本語字幕
5週目
12月16日(水)10:00〜
米国 FAEチームリーダ
IARシステムズ(スエーデン)
ショーン・プレストリッジ
JASA技術本部 開発手法セミナー
開発手法セミナーでは、ソフトウェア開発で重要な手法の解説を行います。
(1)OpenELは、アプリケーションプログラミングインターフェースとデバイスドライバの実装仕様の標準化活動についてご紹介します。
(2)状態遷移設計研究では、数年に渡り開発を行ってきた、Cソースコードから状態遷移表を合成するツールをご紹介します。
5週目
12月14日(月)10:00〜
一般社団法人組込みシステム技術協会
技術本部 各調査研究委員会・WG
安全規格に適合した案内ロボットの開発と自走・追従ロボットによる搬送システムの開発 提供地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
前半では、自走式案内ロボットLibraを紹介します。都産技研では、様々なサービスロボットの安全性を高めるため、リスクアセスメントから第三者認証機関による適合性評価までを行い、安全規格ISO 13482/JIS B 8446-1に適合した案内ロボットLibraを実現しました。今後、ここで得られたノウハウに基づいて、安全性の高いサービスロボット開発を支援します。
後半では、開発中の搬送システムについて紹介します。サービスロボットが社会に浸透するには、実際に使用して、運用するための機能を充実させていくことが重要です。都産技研では、本部1F、4Fに搬送ロボットを複数台配置し、日常業務に活用できる搬送システムの構築を進めています。搬送ロボットは利用シーンに応じて自走あるいは追従させることができ、業務効率化を目指します。
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
ロボット開発セクター長
武田 有志
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
ロボット開発セクター 主任研究員
益田 俊樹